【企画構想中!】フリーマガジン【EN】ZINE (エンジン)を製作します
■ ENTRY
ずいぶん夏らしくなってきましたが、首都近郊では新型感染症の拡大傾向が続いています。このnoteを読んでくださっている皆さんはお元気でしょうか。
近隣の動物園や水族館は再開していますが、依然として遠出は不用意にはしがたい情勢が続いています。
そんな中、自分にとって自由がきく時間を少しでも有意義に過ごすためには何ができるだろう?と考え、思いついたのが「個人誌の製作」でした。
4月から5月の自粛期間はnoteへの投稿を心の支えとしてきましたが、今回は製本した「紙の本」をつくる目標を立てました。
日本の霊長類学研究の総本山としても知られる日本モンキーセンター(愛知県犬山市)が創立された記念日、10月17日(土)頃には形にできたらいいなぁ。
個人誌のテーマは、「霊長類」、すなわち「サル」とします。大型類人猿から私たちに馴染み深いニホンザルまで、私の動物園での主たる関心は「私たちの隣人」=「霊長類」に向いていました。
個人誌製作を通じ、これまで動物園という場で向き合ってきたこと、学んできたこと、感じ取ってきたことにかたちを与えてみたいな、と考えています。
■ ENERGY
個人誌企画を着想してから、タイトルは「【EN】ZINE(エンジン)」にしよう、と決めるまでにそう時間はかかりませんでした。
「猿」を音読みした「えん」は、同時に「縁」や「艶」とも響き合います。さらに、動物園ではおなじみのチンパンジーやワオキツネザルをはじめ多くの霊長類も属するレッドデータ・リスト上のカテゴリ「絶滅危惧種(endangered)」は、縮めて"EN"と表記されます。
ここにmagazineの短縮語"ZINE"を接続することで、遠い遠い昔に霊長類共通の祖先から分岐した私たちのご先祖「猿人」や、団結する人々が組む「円陣」、動力源を意味する"engine"にも繋がっていきます。
多くの霊長類が特性とする「群れとして協力して生きる力強さ」に加え、「艶やかさ」や「活発さ」といった個性を包含するタイトルを冠することで、ゆたかに誌面を彩ることができたらいいな、と考えました。
■ ENGAGEMENT
この個人誌企画を立ち上げるにあたり、自分ひとりの視界だけに閉じた形にはしたくないな、という思いがありました。
そこで当初は「合同誌」という形での雑誌製作を考えていましたが、周囲の方々からアドバイスをいただく中で、性急なやり方で輪に巻き込むのは適当ではないと再考し、「個人誌として製作を取りまとめ、希望する方に寄稿していただく」形で誌面を作っていこうと思い立ちました。
まだ構想段階なので体裁などはこれから固めていこうと考えていますが、差し当たって夏の終わり、2020年8月31日(月)までに、この個人誌のテーマ――「猿」に関心があり、「猿」を題材に表現を行っていただける方から、寄稿を募集しようと考えています。
応募要件などは、(今のところは)細かく問いません。このnoteを読んでくださっている方の中で、エッセイ、詩、短歌、小論文、イラスト、漫画――といった視覚表現・文字表現によって「猿」に関する寄稿をしてみたい、という方がもしいらっしゃれば、当方までご連絡・ご相談ください。
お手数ですが、この企画のために取得したgmailアドレスである、
" oraora.eigyow @gmail.com "
まで、メールをお送りいただけたら幸いです。(メールアドレスはアットマーク含め半角にして下さい。)
なお、このフリーマガジンは何らかの機会での無償頒布を考えています。頒布先は今後検討しますが、たくさんの気付きと考えるヒントを与えてくれた動物園という場に「恩返し」ができたら素敵だな、とも思います。
作業の進捗等は適宜note等を通じ公開していきます。まずははじめの一歩、第1弾の企画告知としてお届けしました。
……霊長類は、お好きですか?