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【22日目】僕の日記〜数少ない友人編〜

時が経つのはとても早いですね。
お久しぶりです。僕です。

このような虚構に身を投じることができる、すなわち現実世界で空き時間があるということなのでしょう。少なくとも僕にとってはそうです。
日記を書くだけといっても24時間の出来事を思い返す作業は案外大変なんですよ。

・・・どうやら空き時間はあっても、心に余裕があるかと言われれば少し違うみたいです。
だって、やりきったから時間が出来たわけじゃないもんね。詳細は省きますけど。


さて、僕は先日友人と共に銭湯に行きました。
(空き時間なんて厳密にいうと無いわけは無いのです)

その友人とは古くからの付き合いで、今回のような銭湯などいわゆる”ハダカの付き合い”を何度もしてきた間柄です。
「できることなら1日をぼーっと過ごしたい、旅行に行っても観光地を巡るより早く旅館に行きたい。」
僕の友人は、そういう時間の流れがとても合致する存在です。
銭湯に行ってやることといえば、いろんな湯に入りながら最近思っていることを話す。それだけです。

どこのSNSにも書き込めないような悪口や、誰にも話せないようなセクシャリティーの話だってどんどんします。
普段話をする機会が少ないためか、僕ばっかり喋りすぎているんじゃないかってぐらい話していて時折申し訳なくなります。

すると彼はきまって「他人の人生を覗けて楽しい」と言います。
その考え方は好きです。

僕はそうやって聞いてもらえる感謝の言葉を探したけどその場では何も浮かびませんでした。
でも少し後に思い当たる節があったので、彼が絶対見ないであろうここにメモしておくことにしました。


僕は、彼が否定をしないで話を聞いてくれるからすごく嬉しいです。

それは黙って同意してくれるそれな〜な感じだから気分が良いってことじゃなくて、ちゃんと自分の考えを持ったうえで「そういう考えもあるよね」って聞いてくれるからです。


彼は優しい人間だけど自己犠牲はしません。自分が違うと思ったら反撃します。それはたまに他人を驚かせるけど。
だから僕は相手を信頼して、自分の悪いところも正直に話せます。それってとても気持ちが楽になる場面でもあります。
僕はすぐ、物事が円滑に進むように自分の思いを捻じ曲げてしまいがちだから。
正直に話すと大抵の人は「そんなのおかしい」「普通はこうするでしょう?」と言いがちだから。

とても感謝です。否定しないでいてくれるのも、文章がおかしくてもちゃんと最後まで聞いてくれるのも、感謝です。
どうにか返していきたいけど僕にはまだその術を見つけられていません。
でも彼は「こんなにしてあげてるのに何も返してくれない」なんて言いません。
だからもうちょっと待っててくれるとありがたい。


つまり僕はとても素晴らしい友達に巡り会えているんだと、それをちゃんと自覚しないといけないんだと・・・星の王子さまを読んだノスタルジイな気分のまま今日の日記を書き綴りましたとさ。
おしまい。

特に利用するあてがありません。ごめんなさい。