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FF16クリアしたのでぬるい感想を【ネタバレあり】

予約して買ったけど、スト6をずっとやっていたため全然進められていませんでした。「さすがに放置しすぎている、そろそろネタバレ食らってもおかしくない」と思ってぼちぼち進めて、40時間くらいでクリア。サブクエはモブハント以外ほぼやってるはず。
途中からストーリーのネタバレがありますので、ご注意ください。


アクションはオートにお任せ

アクションゲームが苦手なので(とくにガードとかパリィ的なもの)、ストーリー重視モードにオートアクセサリをつけたままでやりました。ゲームオーバーはたまたま出会ったリスキーモブにボコられた一度のみ(レベル差15くらいあった)で、ストーリー部分は問題なし。
好きな声優さんが出てるとか、ドラマ部分目的でFF16やりたいと思っている人、安心してください。クリアできますよ!

探索はなし、「この世界で生きている」ことを実感させるつくり

最近はオープンワールドが当たり前みたいになってきたので、世界を自由に歩いて新しいものと出会っていくのが好きな人には物足りないかも。
一応フィールドを歩けるところはあるけれど、探索スポットを見つけるとか洞窟があったりとか、そういう発見はありません。
各所で暮らす人たちがどういう生活を送っているかとか、どんな文化が広がっているかとか、環境がどう違うとか、そういう部分を知るためのフィールドといった感じ。あとはイベントが起こる、リスキーモブがいる、という。
ただ、NPCの会話は作りこまれていると思うので、FF16の世界観が好きな人には街中ぶらぶらしながら話を聞くだけでも楽しいと思います。

サブクエは「思い入れ」を強めるための要素

アイテムの所持数が増えるとか、武器の数が増えるとか、実益を伴うものはもちろんあります。ただ肝になるのは、主人公のクライヴをとりまく人たちがどういうバックグラウンドを持っているかとか、どんな気持ちでクライヴの元にいるのかとか、「物語への思い入れ」につながる部分だと思います。
やるかどうかで、最終局面への気持ちの入れ込み方がだいぶ変わるんじゃないかな。自分はそういう話を聞いていたのでやれるだけやってから最終戦にのぞみましたが、やっておいてよかったと思いました。

やりこみはバトル部分のみ

バトルはかなり凝ったつくりになっているので、アクションゲームが得意な人には楽めるのではないかと思います。コンボ練習場とかあるし。
やりこみ要素もバトルに特化していて、クリア後にストーリーを深めるとかないので、バトルをオートに任せた自分のようなプレイヤーには関係ない話になります。しょうがない。それはしょうがない。
召喚獣バトルについては派手な演出が醍醐味でほぼイベントバトル化しており大味なので、割り切れる人には楽しいだろうし、細かいバトルアクションを楽しみたい人だとあまり好きじゃなかったりするかもしれない。自分は「なにをやらされてるんだ…?」と思いながらやってました。

【以下ネタバレの感想】


ジルとの関係について

正直、この部分だけあんまり共感できないというか、ついていけないところがありました。どうして二人がそこまで強く惹かれあっているのか、の部分が自分にはあまり見えなくて。子供のころはまあ憧れとか初恋の淡さとか、そういうものがあっていいと思うのですが、大人になってから二人の絆が深まる早さがすごくて「なにがあった??」ってなっていて、最後までその気持ちはぬぐえないままでした。子供のころから二人はずっと思いあっていたということなんだろうけど、その描写薄くない?? 
適当に進めてたつもりないけど、見逃してんのかな…。
ジョシュアやジルとの思い出話がサブクエで終盤に語られたりとか、もうちょっと前半にしっかり見せてくれてもよかったんじゃないか? という部分はありました。

物語への思い入れが削がれた部分

ストーリー内では序盤最後に初代シドが死んで、そこから数年後という建付けで物語が進んでいきます。その間に色々あって、そこでジルや仲間との絆も深まっただろうなとは思いますが、なにせそこ、見てないので。その数年をすっ飛ばされているので、プレイヤーにもわからないところが多くて。
あのインターバルで、トータルでけっこう気持ちが離れてしまったところがあったので、残念だったなと思っています。

私にとってのヒロイン

どう考えても真のヒロインポジションだったジョシュア。ジョシュアしか勝たん。悲しい。体に封印したときから最後どうなるかわかっていたけど、でも悲しいよね。個人的にはディオンもだいぶ悲しかったですね。
まあ、みんな悲しいな、あの世界は。全部なくしてやり直さなきゃいけないわけだしな。

感想

こういう作品増えたな、というのは正直なところ。主要メンバーどんどんいなくなるし、最後は主人公も自分を犠牲にして世界を守る。
召喚獣がいない世界を望むのであれば、その化身であるメンバーはいなくなるしかないんだけど、とはいえジルおるしな…。いちばん悲惨なのはジルだよな、という気持ちもあり、スッキリした気持ちでは終えられなかったので、けっこう引きずってしまいました。
クライヴもジョシュアもディオンも、生きていて欲しかったよ。

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