こだいらオクトーバーフェストから7年。帰って来たビール祭りはドイツではなくこの辺りのブルワリーのFESTA。〈こだいらクラフトFESTA2023_楽しすぎた(は)の一日編〉
花小金井の東部公園で開催された『こだいらクラフトFESTA2023』でここぞとばかりに、この辺りで醸造されるビールを飲みすぎて、気持ち良く楽しすぎた話。
9月の3連休の始まりの土曜日の夜。用事を片付けて家に帰った18時半頃に電話が鳴る。
「はやしさんのタープを貸して貰えませんか」。
物置をガサゴソとして、タープの袋を自転車のかごに乗せ走る青梅街道。
花小金井の東部公園。暗闇の中では明日から始まる『こだいらクラフトFESTA2023』の設営が続いていた。
タープを手渡して、お手伝いをと30kgの発電機をえいっと持ち上げた瞬間に腰に違和感。秒殺で使い物にならない(は)。なんとなくうろうろとしてやり過ごす。
ほぼ一段落をして、松屋の牛丼を車のライトで灯りを取り設営したテーブルで頬張る充実に満る主催の皆さんが頼もしい。
お疲れ様です。
日曜日。用事があり訪れることが出来ない初日。SNSに流れる様子を指をくわえて眺める
そして敬老の日の月曜日。
夕方に友達と訪れる予定。だけども、居ても立っても居られずに、家の掃除機がけを終わらせて、汗だくなビールを飲みたいの気持ちを抱えて、11時のオープン入り。
突き刺す日差しに青空が気持ち良いビール日和。すでに期待に胸を膨らませるクラフトを目指す人々が埋める会場のテンション。
あのタープが良い感じで鎮座しているのがなんだか勝手に誇らしい。
とりあえず一杯だけのつもり。SNSで繋がりのある方が「立飛ブルワリー」で出店されていたので、ご挨拶をして4種のビールからケルシュを選ぶ。
薄い泡にイカす飴色。ほのかな苦みが乾いた喉を潤してがつんとくるクラフトビアー。うん、おいしい。
このために生きていますと言っても嘘ではない。スローにハイで飲み干すそれ。
一応ね、ほかのブースも、なんてぶらぶらしたら、「ISANA BREWING」の出汁薫る和風ビールなんてのが目に留る。
焼きあご、鯖節を使って博多うどんをイメージしましたなんて、(は)の嗜好ど真ん中のそれ。
すいませんー、Zebra Udon Dashi Ale Type-Hを小さい方でって頼んでました。
小さいカップのそれをグビ。あ、なんか不思議。ふわりと出汁が薫るビールで、うどんが食べたいな気持ちになるそれ。
しっかりとほろ酔い。
やばい、お尻に根が生える。
だめだめと家で昼ご飯を待つ息子に肉巻きおにぎりとトマトパスタを買って帰るも、もういい気分。少しお昼寝をして備える本番。
待ち望んだ夕方。花小金井駅で友人と合流して会場へ向かう。さあと腰を据えてビールの時間を始める。
「ISANA」でクラシックなIPA。「26Kbrewery」ですっきりとした爽やかなビール。「ISANA」に戻って焼き芋薫るドライな黒ビール。『ヤキイモゲラ』なんてネーミングのセンスが楽しい
ビールを片手にしあわせの沼に沈んでいく。ほんのり回るアルコールの魔の手と加速する楽しいな気持ち。
ふらふらとして「VIAJERO」のブースに東村山の「DSB(ディスタントショアーズブルーイング)」が来ているのを見つけた。
(は)がこよなく愛するこの辺りで一番だと思っているマイクロブルワリー。ビール下さいとお姉さんへ渾身の笑顔。
『Rebooorn!! DSB IPA』。いろいろとあったのを知っているので、Rebooorn!!に籠る力を感じます。ほとばしる苦みとホップの爽快と軽やかにヘビーな喉越し。
ごめんなさい、正直コレが(は)のおすすめですとみんなに触れ回る。覚えてないけどたぶんもう一杯飲んだと思う記憶。
公園の中でそこここで出会う仲間たちと楽しいお喋りが盛り上がり、ステージで家族を巻き込むバンドの奏でられる音色にのる。
日が暮れてもまだ溢れる熱。
どんだけ飲んだのかな。まあ楽しいかったからよしとします。なんだか笑って、笑った顔しか覚えてません。
ほんとにこんな楽しいイベントをありがとう。
(は)
【こだいらクラフトFESTA2023】
東京都小平市花小金井6-13-1(東部公園)
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