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『のしてん、こだいら。』はじめます。

小平の東の方に住む林です。暮らし始めたのが2003年ころなのでもう20年近く小平で暮らしています。

そもそもなぜ小平に住んだのか…

不動産屋さんにうまく誘導されました。

FC東京が大好きで夫婦で年間チケットホルダーしてました。なんで最初は調布の味の素スタジアムのあたりで家を探していたんです。そんな時に小平にあるFC東京の練習場の近くに良い物件がと案内されて、「調布では試合の時にしか会えないけれど、ここならいつでも会えますね」に心を揺さぶられ即決。

そんな始まりの小平での暮らし。わかったのは東に西に北に南にとても広いまち。だからなのか、あっちのコミュニティ、こっちのコミュニティがなんとなく見えるようで見えていない。こっちのお祭りはあっちで知られてないし、あっちのお祭りはこっちで知らない。そんな感じ。

でも、自分の暮らしの周りには愛着を持っています。

家の前のうどん屋さん。大沼田稲荷のちいさい秋祭り。通りすがるグランドで眺める少年サッカー団。暮らしの隙間に流れる用水。農家さんの直売所のとうもろこし。あけぼのぱんの直売所。パンクを直してくれる自転車屋さん。通う面倒見の良い病院。われらがFC東京の練習グランド。とかとか。

ただもっとあっちやこっちの小平を知りたいとか、小平にもっと寄り添いたいとか、この広い小平をみんなで共有したら楽しくなるの気持ちがあるのも正直なところ。

で、最近、有休を取るある平日に、学園坂商店街にある「Caféまちかど」にふらり入ると駄菓子のあるカフェ。

自分も駄菓子のコミュニティを作りたくイベントで駄菓子を販売してるんですよとお話しし、店主の大石さんと肩の力が抜ける弾む会話。

その中で小平のことを発信するメディアが少ないよねと意気投合し、なら小平のことを発信するメディアを作ろうよと盛り上がり、いま。

西にチャリを漕ぐと少し上り坂だったり、東に帰る帰り道は緩やかに下り坂で気持ちが良いだったり。なんとなく過ごす日常に発見がある。

そんな日常の中で小平に住む二人がそれぞれの視点で感じた興味と熱を伝えます。

『のしてん、こだいら。』はじめます。

  はやしまさかず

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生まれも育ちも多摩地域、小平歴はかれこれ十数年。子どもと暮らしやすい環境を探して小平にたどり着き、娘たちは幼稚園・小学校・中学校と近所でお世話になりました。

週末には小金井公園に行ったり、グリーンロード沿いを散策したり、暮らすまちの中に子育ての楽しい思い出がいっぱいです。

都内へおでかけするにも、多摩の西側で自然を満喫するにも、“ちょうどいい”東京のおへそ地域。

でも小平の魅力はうまく語れない。
暮らしやすいと感じていながら、まだまだ知らないことばかり。
日常に溶け込む心地よさを言語化できたら……と、表現欲が心の底に漂っていたところに、共通点がたくさんある林さんとの出会いがありました。

多摩の西側に住んでいたこと、駄菓子を通じたつながりを作っていきたいこと、猫を飼っていること、まち歩き食べ歩きが好きなこと、それを発信するのが好きなこと……

じゃあやってみましょうよ!と、不思議と話が進みました。

日常がちょっと楽しくなるような視点がテーマ。自分自身が小平の魅力をもっと知りたい、暮らすまちに親しみと誇りを持ちたいという本音が裏テーマ。

そんな『のしてん、こだいら。』どうぞお付き合いください。
                                 
おおいし まや

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