フィンランドの森林感。
みなさんこんにちは。
フィンランドと聞くと、何を考えますか?
フィンランドのイメージは、
私の周りでは、
「ムーミン」
が一番多かったように思えます。笑
筆者はあまり、ムーミンを知らなかったのでああそうか。という反応しかできなかったのが悔しかったですが、それはおいといて。
この前、フィンランド経験のある徳島大の先生とzoomでお話しする機会がありました。
折角貴重なお話を聞くことが出来たので、noteに書いてみようと思います。
フィンランド人にとっての森
フィンランドは、先進国の中でも一番森林率が高いことで知られています。
日本は、ちなみに先進国の中では、2番目なんですね。(意外)
自然の自由度
例えばですが、
日本で、森に入って勝手に山菜とか取ったらどうでしょう。
お縄です。
そう、日本ではその森の所有者にその権利がゆだねられているのです。最近は
山菜を取るのは禁止!
とするところも多いです。
ですが、フィンランドでは、
ほぼ取り放題なんです。どこでも。(一部天然記念物は除く)
フィンランドでは、こんなベリー摘みがどこでもし放題なんですね。
うわ、めっちゃ憧れる。。。
自然享受権
フィンランドには、どうやら
自然享受権
というものがあるらしい。
ああ、なんかすごい。基本的人権みたいになってるんだ。へええ。
確かに、フィンランドといえば、ベリー摘んでいるイメージがあります。
そんなフィンランドに行った先生は、まあこれまでアウトドアではあったものの森は、
ちょっと厳かというか怖いイメージがあったそう。
だけども、フィンランドに行って森の印象は変わったらしい。
フィンランドでは、みんなが普通に森に入っていくし、普通の公園的な感じで森に入っていくんだって。
だから、そんなに森に行くことのハードルがないし、何より森とか湖が身近にある。
だからこそ、フィンランド人の精神には、森が根付いている。
フィンランド人と一括りにするのも良くないが、
その徳島大学の先生は言っていた。
疲れたなーってなったときは、
「とりあえず森に行きな。」と言われたそう。
最初は意味がわからなかったと話していたけども、
行ったら行ったで何か心が変わる感じがすると。
筆者自身は、意外とフィンランド人的精神を持っているかもしれないなと少し思ったタイミングでもありました。笑
悩んでも森に行く。
疲れても森に行く。
日本では、あんまりこんな文化はないですが、ぜひこんな文化が広がって行ってほしいですね。
型にはめては行けない森
でも、私は言われてしまいました。
森を型にはめてはいけないよ。
と。
別に全ての行動に意味なんかなくてもいい。
ただ、ぼーっと森に行けばいいんだ。ってフィンランド人から学べる精神。
日本人の私は、ルールや規範から抜け出すというのは難しいかもしれないですが、
一旦、フィンランドに行ってみるべきですね私自身も。
と、これから活動する上での駆動力にもなりました。
さあ、何も持たずに森へ行こう。
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