挑戦

美德とか
罪とか
……愛とか
そういう単語を単語の形にしたとたん
嘘くさくなるのは
もともと概念なるものが相対的である上に
社会とか
時代とか
言う人のイメージとか
そういったものが相対性を助長するからだ

書籍のアドバンテージはここにある
かといって相対性からは所詮逃れられない

概念を他人と正確に共有することは不可能だ
かといって正確さに挑戦しなければ
諦めが前提となるような
ゴミみたいな暇つぶし会話ばかりになる

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