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大阪滞在1日目

めったにない機会なので、細かく記録しておこうと思う。
新大阪駅についたのは12時ぐらい。地上に出たときに感じたのは「お祭りの匂いがする」ということ。それはたこ焼きの匂いでは?と友人に言われて腑に落ちる。

グリコの看板周辺をぐるぐると歩き回った。沢山橋がある。街の中に当たり前に水があるのがいい。水は好き。でも水は怖いものでもある。
道頓堀を案内してくれる船に乗る。町中の人が手を振ってくれますよ〜と案内の方が言っていて、いやいや、と思っていたら、本当に橋の上とか、道頓堀沿いに座っている人たちが手を振ってくれてびっくりした。老若男女問わず、みんなニコニコしているし。

今日歩いた難波のあたりは、新宿のようでもあり上野のようでもあり、中野のようでもあった。何故大阪の町並みを東京だったらどこだろう、と考えるのかというと、すごく知っている雰囲気があるのに全く知らない場所で、頭がちょっとパニックになったからだ。遠くに来たような感じがしないのに、しかし私はこの土地を全く知らないというのが不思議だった。

大阪に来た最大の目的である、よしもと漫才劇場での(個人的)単独祭り。1日目は天才ピアニストとカベポスターの単独を見た。
男の子ってハンバーグが好きなの?

天ピさんが毎月やってる単独『おしゃれしゃれしゃれ』の4月のゲストはスナフキンズ。2組とも漫才もコントもやっていた。天ピさんのネタだと、喧嘩をつまみにお酒を飲むおばちゃんのコントが好きだったな。スナフキンズさんは、電車で席を譲るかいなか漫才が面白かった。コーナーで、大人が本気で大縄跳びしてるのを見るのも新鮮だったな。

カベポスターの単独『目覚ましい起床ぶり』も、漫才もコントも両方見れた。漫才のほうが多かったな、でもやっぱりコントも好きだな〜。大声大会のネタは音の出し方や母音から考えたんだろうか。スピード違反のコントは、どうやったらああいう設定思いつくんだろう、ありえないけどありえてもあり、というラインの世界が好きでした。嘘が上手いネタも好きだし、悟りを開いたネタも好きだった。カベポスターは、魚編のネタを見て一瞬でファンになったのだけど、なんかちょっと奇妙というのと、言葉がこねくり回されてる感じが好みなのかな。
幕間映像のプレゼンのあのスクリーンセーバーのような文字の動き、あんなのパワポじゃ作れないけどどうなっているんだ。うどんvsそば企画も面白かったな。色々準備してる浜田さんと、それを受けて即興で設定作る永見さん、それぞれの良さがありとても面白かった。そば派の浜田さんが途中で「うどん」と言ったときの永見さんの反応や、最後浜田さんが訳分からなくなって、そばに対して意味不明な行動をとっていたのも面白かった。

夢みたいだなと思った。知っているようで知らない街だし、ずっと配信で見てた芸人さんたちのネタを生で見れるし。目覚ましい起床なんかしたくない、全部夢ならいいのに。

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