西アフリカ一人旅① アフリカ最西端セネガルの大都市「ダカール」〜奴隷貿易の舞台となった島へ〜
小学生の頃、「バックパッカー」という存在に憧れを持っていた。
当時の僕は、世界地図や国旗図鑑を眺めながら、その国に住んでいる人々の生活や景色がどんなものか空想するのが好きな子供だった。
旅行好きの両親に連れられ中南米や東南アジアに行くことが多かったからか、「発展途上国」への思い入れが特に強かったと思う。
小学校の卒業式は、各生徒が壇上に立ち「将来の夢」を発表してから卒業証書が渡されるといったものだった。各々がサッカー選手やパティシエといった憧れの職業を発表する中、僕は「バッ