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カンラン(キャベツ)・ブロッコリー・カリフラワー育苗「効果的な徒長抑制方法」

アブラナ科苗、特に胚軸が伸びるキャベツ系の苗は育苗途中で倒伏しやすい。後々作業性が落ちるため是非とも回避したいところだ。 簡単に徒長防止する方法としては、 スミセブンP液剤を使用する/夜温を10℃付近まで下げる方法があるが、 スミセブンはブロッコリーやカリフラワー苗に2022年現在は使用できない。 夜温を下げる事は、最も倒伏しやすい梅雨時期は使用できない。 どうすればよいか? 食塩を使用すれば新人が管理しても良い苗が出来る。 ここからは徒長の原因と具体的な塩の使用方法を記載

    • 正しく使えていますか?亜リン酸とべと病防除(レタス/カンラン/ブロッコリー/カリフラワー/ハクサイ育苗、ほかルッコラ等のベビーリーフ)

      日本では縁を切りたくても切れない「べと病」。 15℃前後で多湿だと一夜にしてハウスに蔓延したのではと思う程です。 秋から初夏までは非常に発生しやすく、作物が小さいほど被害が大きいです。 べと病対策に亜リン酸が有効と知り、有名な亜リン酸資材「ホスト○プ」等を使用したが効果を感じない…。けど、色々なところで効果ありと記載されているし、何か使用方法が間違っているのかと思ったのが、事の発端です。 ここではべと病防除のため、亜リン酸の使い方を見直ししたい方に役立つ内容を記載したいと思

      • 【農薬による防除効果の確認】使用している農薬、本当に効いているの?基本的な考えと効きめの確認

        商業的に農業を行なっていると病害虫対策は必須です、 特に夏場は高温多湿で病害虫が多発するなか、綺麗な野菜を作る事は大変なことです。基本的には化学農薬を散布することで防除を行うのが、 広大な面積の野菜を守るのに必要不可欠です。 しかし、頼みの綱、化学農薬の効きが悪くなることがあります。 原因は、連続して同じような化学物質の農薬を散布するからです。 この記事では、 「どうもここ数年、この農薬が効いていないような気がする」と感じた時にどう対処すれば良いかを記載したいと思います。

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