5. 南極に近づく(2019/10/07-13)
今週のテーマは「南極に近づく」です。物理的な話とかではなく、南極について軽く調べたり、昨日よりも身近に感じるのが目的。
そもそもなんでいきなり南極かというと、端的に南極に行きたくなっちゃったから。
でなんで南極に行きたくなったかというと、これまた端的にアニメの影響でして。
察しの良い方ならお分かりかと思いますが、2018年に放送されていた『宇宙よりも遠い場所』というアニメを観たせいでございます。
女子高生4人が南極に行くために色々と奮闘するこちらのアニメを観た結果、僕はもう南極行きたくてしょうがなくなってしまったので、とりあえずどうしたら行けそうかを色々と1週間調べてみることにしました。
でちょっと日本の国立極地研究所のHPを観たところ
なんと、まさに今現在進行形で「観測隊員の募集」を行なっているというから驚き。
早速色々と募集要項をみていると、「とりあえず興味がある人はこの本を読むとええで」として以下の本が紹介されていた。
南極観測隊のしごと―観測隊員の選考から暮らしまで (極地研ライブラリー)
なのでこれをとりあえず読みました。大半は南極観測隊の成立からこれまでに関する歴史、及び南極観測の意義についてでしたが、その苦難の歴史はなかなかどうして興味深いものがあった。
あとはそれぞれの役職がどういう作業を行うのかの説明や、実際の観測隊院の書いたコラム等もあってその辺りは結構仕事の内容や観測隊としての暮らしを知る上で参考になりました。
でまあ過酷な面とか(e.g. 生野菜が全然食えない)も多々あるのは実感しましたが、それでも行ってみたいなあという思いでもう一度募集要項をチェック。
しかしまあ改めてみると結構は狭き門で、例えば調理部門でいえば、
・調理師免許を取得していること。加えて免許取得後に食材仕入れを含めた十分な実務経験を有し、現に調理業務にフルタイムで従事していること。
・1年間を通したメニューの立案、越冬隊員30名程度(夏期間は短期間ではあるが最大60人程度)への食事の提供が可能であること。
・持ち込んだ食材について、年間を通して適切な管理、計画的な使用ができること。
・厨房機器の取り扱いに習熟し、その保守・管理を確実に実施できること。
・大量の食材・物品調達を予算の範囲内で計画的に実施できること(参考:予算は一人分約80万円×人数分、調達する食材の物資量は梱包容器抜きで平均35tほど)。
・これらの業務を円滑に行うべく、PCによる事務作業が問題なくできること。具体的にはワープロソフト、表計算ソフト、メールソフトを使って事務作業並びに連絡・調整・報告ができること。
といったように、「食品衛生責任者の免許を持っていてカレーを作るのがめちゃくちゃ得意なだけ」の僕じゃちょっと基準に満たない。
まあそりゃそうよね...1年半も過酷な環境で働く隊員の方にとって食事は最重要のものですもんね...限られた物資と機材で美味しいものをバリエーション豊かに提供できるようなスキルと経験が必要なのはもってのほか。毎日カレーじゃ発狂するよね...。
まあそういったこともあって、ちょっと観測隊として応募するには時期尚早な模様だったので一旦今回は見送ることに。
なんですが
ちょっと急展開がありまして
最近僕の家にCouchSurfing経由でロシア生まれの海洋生物学者(誰だ)が泊まりに来ているのですが
「南極興味あって行こうとしてたねん」という話を彼女にしたところ
「知り合いが旅行会社やってんだけど、南極の歴史みたいなのを観光客に教えるガイドを募集しとるはずだから連絡してあげよっか? 人類学やってたんなら行けんじゃない?」
というまさかの展開。そんな軽い感じでいけるのかよ、人類学やってたからって南極の歴史わかるわけないやろってのはさておき、これはめちゃくちゃなチャンス。
自称「二つ返事のノートン」はもちろんこう答えました。
「興味あります。できます。」
というわけで今から南極の歴史と英語を猛烈に勉強開始だ!
うおおおおおおおおおおお!
まとめ
うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
次回予告
「手品師の卵」
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