会社を辞めるタイミング〜社会人の日常〜

会社勤めの方で、会社を辞めるタイミングについて考えたことはないでしょうか?

私は35歳頃までは会社で働き続けるのもいいかなと思ってきました。なのであまり自己投資もせず、ひたすら仕事と家庭を充実させる日々です。
転勤や仕事が変わることも経験ですし、自分に向かない嫌だと思うようなことも経験だと思っていました。失敗もいっぱいしました、大変なことも多かったですけど、これも良い思い出です。

ですが40歳に向かうにあたり考えが徐々に変わっていきました。

人生とは思ったより長くはないはない。
経験もいいが、これからはもっと鋭角に時間を使わないと単に会社に使われているだけではないか。みんな経験と言うが、その経験は本当に今必要なのか?その経験に時間を充てるよりも、もっと重要なことに時間を使うべきではないか?と。

私はこの世との去り際はどんな姿を望んでいるのか。
家族との過ごす日常はこのままでいいのか。子供とすれ違いの日々で、成長を一緒に体験することができない。子供ともっと話したいし、子供がいる世界を私も共感したい。
本当にありたい姿は何か。

40歳に向かいながら、いろんな人の話を聞き、真剣に考えました。
結果、私が望むのは「家族と共に、好きな場所で、好きなことを、好きな人としている姿」でした。そして、「家族がそれぞれ専門性を持っていて、相乗している」状態です。

明確な仕事ではなく、この理想の状態をゴールに設定しました。

そうすると、会社員でいることに違和感を感じ始めます。
このままでは自分の理想にはなれないと。
いつか、自分は会社を辞めて、外に飛び出す日が来る。
それまでに準備しなきゃならない。
知識、マインド、お金は必須だ。
どこから始めていいかわからないからとりあえず、今関心が高い経営学から始めよう。
そしてMBAを取得しました。
次は専門性を高める必要がある。そこで選択したのが税理士です。
私が若ければ会社員のまま勉強を続けていましたが、年齢も高いので、ドラスティックに挑戦する方が結果につながると判断し、会社を退職しました。

そして今4ヶ月が経過しましたが、今のところ判断は間違っていないです。
この税理士の試験は生半可では通用しない。自分は器用ではないので、どっぷり浸かる道を選択して本当によかったと思います。

今日のタイトルに戻りますが、会社を辞めることはゴールではありません。
通過点です。挑戦したい道が会社になければ、辞めるのも選択肢です。

そして、辞める選択をしてから本当に退職するまでには時間を要します。
準備が必要だからです。特にマインドとお金は必須です。そして知識や体験も当然必要です。
私は退社までの準備期間としてトータル5年くらいかかりました。

人生は短い。
挑戦できる時に挑戦する。

今日も素敵な1日になりますように。

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