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ニチアサが好きだ No.5 人間って自分勝手

○リバイス第5話感想


本当に大丈夫じゃなさそうな大二


いや大二くん大丈夫じゃなさそうね。前回こんな家族の問題がひと段落で終わるのかって書いたけど全然終わってないじゃないですか。ていうかもっとひどくなってない?「また目立ちたいのかよ」「正義の暴走には気をつけるんだね」。あの爽やかだった大二くんはどこへ。まるで悪魔に操られたみたいだ…。


ということでエビルは大二なんですよね?


さすがに門田ヒロミを推しすぎている。いきなりヒロミが出てきて2号ライダー張るか?裏切り者は赤い腕章をつけていてそれはヒロミか大二しかいないから、大二お前やっただろ。このツイート見た感じもう90%大二でいいと思う。ヒロミは「返り咲いてみせる」と結構決心していたけどこれは真面目に言っているだけだと思う。真面目で不器用な人間なんだろう。大二自身がおとり作戦を提案してきたのも実に怪しい。作戦の説明にきたしあわせ湯でもすごい暗い顔して挙げ句の果てに狩崎に銃を向けるし(あんなすぐ銃を抜いていいのか?)。やっぱりどこか変だ。さらに風呂場で狩崎が見ていたのも大二である(このシーン早くて見えなかったから戻した)。寝不足な大二くん。夜に犯行に及んでいたからかな?ただ最近寝不足って言ってたし悪魔と喋っているのかもしれない。エビルの変身方法が不明だから大二が悪魔を持っているのかは不明だが。ヒロミがおとり作戦の時に銃を向けた相手もエビル?


エビルは第三勢力になるのか?


エビルが大二だったとして果たして誰がベルトを与えたのだろう。狩崎か?狩崎の言っていた大二のアップデートが済んでエビルになったのだろうか。そしてエビルの立ち位置はどうなっていくのだろうか。デッドマンズにもフェニックスにもつかないっぽいけど。何が目的なのだろうか。いずれにせよエビルの登場でリバイスがもっと面白くなっていくのは間違いない。


一輝って何様


一輝って世直しのために仮面ライダーになったの?そういうふうに言ってたけど家族と世界を守るっていうのが動機だったはず。これが世直しにつながるのがいまいちわからない。世界全体にお節介を働くのか?何はともあれ世直しライダーと気合を入れちゃったおかげで今回の一輝は他人に向かって何様発言を繰り返していたように感じる。

「俺は家族を大切にしないヤツが大嫌い」←お前も大二の気持ちを分かってなかっただろ
(マサオに)「こんな動画誰も喜ばないって。暇つぶしに使われるだけだぞ」←その意見はわかるがなぜ上から目線で言う
(社長に)「あんたもなんでこうなったのか考えるんだな」←なぜ上から目線で言う

ちょっと無神経というかよく考えると何様ですか?とちょっと違和感を覚える発言が多い。これも他人の気持ちを考えることができない一輝の描写なのか。個人的には赤の他人に対してお節介をかけているからこういう発言につながるのかなと思った。お節介ってやっぱり「自分がやってあげている」みたいなニュアンスが含まれることがないとは言えない。少し相手より上みたいな意識が働いちゃうのかもしれない。

人間って自分勝手


世直し元ちゃんが始まった。これからのリバイスの展開はここに持ち込まれたデッドマンズ関連の事件を解決することにシフトしていくのかな。フェニックスの後ろ盾があるとは言えここまで世直し元ちゃんをうまく行かせるなんて父元太も只者ではない。反省の半紙をめちゃくちゃ散らかしてたのは笑った。スタッフさんがみんなで書いたのだろうか。すごい量だった。


お悩み相談を聞いていた一輝が「みんな自分で解決できることばかり」と言っていたがお悩み相談なんて案外そんなもんなのかもしれない。どちらかというと相手の話を聞いてあげることがお悩み相談で重要だと思うのだが一輝は相手の気持ちを考えるのが少し苦手(?)なのであんまり相手に向き合って話を聞くのが得意ではないのかもしれない。その返答でバイスが「ホント人間って自分勝手だよなァ↑」と言っていた。人間は自分勝手だ。リバイスのキャラクターでも自分勝手な人が多い(好きなように生きている元太を筆頭に、相手のことを考えない一輝や毒を吐く大二、娘を見て見ぬふりする彩夏の母、ゴルファーの荒木など)。ただ自分勝手なのが人間のいいところだと思う。自分勝手というのは悪いニュアンスが含まれているが、完全に自分の欲を持たない人間なんてそうそういないし、欲を追求するのが人間の本能かなって感じる。自分の欲を追求することが自分勝手なら悪いことだけではんないと思う。ただ共同体の中では自分勝手なだけじゃいられないし、自分のやりたいことと共同体のメンバーがやりたいことがぶつかることがあって、共同体の中で自分勝手にしていては共同体の中で孤独になってしまう。リバイスの「コミュニティの中の孤独」というテーマとこの「人間って自分勝手」という話は繋がってると感じた。


一輝は自分勝手にお節介しすぎて大二の気持ちを考えられなかった。元太は自分勝手に世直し元ちゃんをやりすぎてさくらや一輝に迷惑をかけた。今回のマサオ(ボン)だって自分勝手に世直しをした結果デッドマンを生み出し会社に損害を与えた。人間は基本的に「自分が一番」となってしまう生き物だが、コミュニティに属しているために「自分」が抑圧される。「自分」を抑圧しすぎてしまった結果自分勝手な「悪魔」が生まれるのかもしれない。そう考えるとバイスは一輝が抑圧してきた「自分」であるため、バイスは思うままに、自分勝手に行動するのかもしれない


5話目から正義を問う


リバイスのアキレス腱の話をした後のカットでさくらが出てきてるからさくらがデッドマンズに狙われないか心配。そのさくらはボンの世直しを見ながら「正義」について考えていた。仮面ライダーと正義は切っても切り離せない関係だが5話からやるか!!ただ母幸美に正義について聞いた時に幸美が「そんな難しいこと考えなくていいの」と言ったのは引っ掛かった。難しいことだからって正義について考えなくていいというのはちょっと違うのではないか。さくらが「肩に力が入りすぎる」というのを見抜いているのはさすがママというとことだが子供の性格は環境要因も大きく関わってくるので「難しいことは考えなくていい」と言われたさくらが今後どうするのかは注目だ。


今回の変身後!:エビルカッコよすぎる


エビルのデザインめちゃくちゃいい。これぞダークライダーの風格ながら飛び散ってるインク(ペンキデザインっていうのか?)のマスクと胸がただのダークライダーではなく主役も貼れます感がある。マスクの口元が羽を広げたコウモリに見えるのもポイント高い。色的にも暗く寒色系で明るいリバイスと対照的。モチーフはブレイド?ゴースト?おまけにスーアクさんは昨年エスパーダ・カリバー(賢人)を演じていた中田裕士さん。今回登場した後バイスに殴られて首を傾けながら攻撃するのがひたすらかっこよかった。リバイス達の戦闘は最近コンビネーション抜群になってきた感じでいい。オルテカはダイオウイカだったのね。爆弾はボタンモチーフ?

○ゼンカイジャー第30カイ感想


予想を裏切るハカイザー!!


ハカイザーが爽やかおじさんキャラでびっくりした。もっとなんかドライブのチェイスみたいな冷酷な機械戦士みたいなのを想像してたので、思ったよりも数十倍人間臭くて驚いた。声も功博士のようだし、前面に「父」って書いてあるし、功博士が元になっているのは間違いない。ステイシーザーのように功博士自身が変身しているのかそれとも功博士のデータを使ったただの機械戦士なのかはわからないが、功博士が絡んでいるのは間違いない。「トゥっ!」って言ってジャンプ・攻撃したり、爽やか系なんだけど若者ほど元気がないのがすごいおじさんくさいから介人たちと打ち解けるのは早いかもしれない。仲間展開も十分にあり得そう。


ホシガキワルドってもしかして最強のワルドなのでは…??


時間を戻したヒドケイワルドもかなり強かったが、今回のホシガキワルドは侵略としては過去最高レベルで強いのではないだろうか。今回みんなが喉渇いた喉渇いたと連呼しているのをみながら私自身も少し喉が渇いたように感じた。喉の渇きって地味につらくないですか?暑い夏に外出してて飲み物が切れた時とか、外でご飯を食べてるときに水を注ぐポットとかが空だった時とか、生き物が生きていくために必要な水を欲しいときに摂取できないのはかなりのダメージだ。水分不足で脱水症状や熱中症になれば命に関わるので、今回のホシガキワルドの「カキクエバカネガナルナリ砲」は過去トップクラスの強さだと思った。一人ひとりを死に至らしめるだけではなく、彼の侵略が続けば世界的に大きな被害を受けたに違いない。彼の「カキクエバカネガナルナリ砲」を受けた者はいつもより大量の水を補給しなければならない。つまり「カキクエバカネガナルナリ砲」を打てば打つほど社会全体で水の需要が上がり、いずれ世界中で水を巡った戦争が発生していたことだろう。水は生きていくのに不可欠なものだから、そこに目をつけた(?)ホシガキワルドは本当に強かったと思う。介人が言った通り、ゼンカイジャーは「世界を救った」のだ


ゼンリョクゼンカイキャノンが放つ戦隊ドリームチーム


スーパー戦隊が好きな人なら、一度は必ず戦隊のドリームチームを妄想したことはあるだろう。シリーズものであり、さらにチームを組んで戦う作品なため、スーパー戦隊シリーズは他の作品同士より親和性があり、ドリームチームは組みやすい。好きなキャラ同士がチームを組んで戦う。もう妄想が止まらない。ガンバライジングやダイスオー(懐かし)もまさにこのドリームチームに目をつけているものである。

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画像引用元:スーパー戦隊おもちゃウェブ

そして○周年のお祭り作品(や劇場版)というのは、ドリームチームを公式に見られるものであるのだ。ゴーカイジャーしかり、ジオウしかり、いろいろな過去キャラの組み合わせが見られるのがお祭り作品の最大のポイントの一つだ。ゼンリョクゼンカイキャノンには11の組み合わせを実現できる大きいギアが付いており、どのパターンにどの戦隊が呼ばれるのかワクワクは止まらない。注目は「?」の「正義のシークレットパワー」だ。「?」ということでランダムなのだろうか。ランダムに戦隊が出ることで統一感から抜けた、また新しい絡みを想像できそうで最高だ。そしてなんと!(バンダイの回し者ではない)この武器は戦闘機「ゼンリョクイーグル」に変身し、ゼンカイジャーの5体合体を実現するらしい。なるほどこうきたかあ!!!!ゼンカイジャーのロボは体半分が2体ずつで4体合体は難しいかなと思っていたが、中心にこの戦闘機をおいて各パーツを合体させることで介人も加えてみんなで合体するとは!凄すぎる。イーグルはゴレンジャーの組織「イーグル」が元ネタの一つになっているのは間違いない。なってスタイリッシュなんだ。欲しい。

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