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信頼できる丁寧さ。ー星獣戦隊ギンガマン3話感想

靖子脚本辻野監督。サブタイが第〇章なの好き。このバルバンの侍のブドーさん福沢さんなの!?そりゃかっこいいわけですわ。いちいち構えが決まってる。そしてエジプトっぽいイリエスは昭二さんなんですね。それにしてもここまで仲悪い敵幹部たち新鮮で面白い。しかもこれが封印された原因なんかい。かわいいやつらだな。行動隊長制度とは。1人ずつ回ってくる感じなんですかね。敵組織が全員で攻めてこない理由を「お互いに仲悪いからです」にするのクレバーだなあ。ここまでしないとなの、船長も苦労しますねえ。幼稚園の先生と子供か?話が終わったとたんすぐ喧嘩始まるの笑っちゃった。うつに効くぜ。

こっちの状況は全然笑えねえよ...。戦いの外でもこうやって出てきてくれるのいいなあ。星獣と共にある感じがする。パパ、今日も癒し。なんていい人なんだ。勇太が誇らしげに説明してるのかわいい。このくらいの子供らしいというか。こういう現世に降りていくパターンって今のテクノロジーのこと何も知らないこともあるけどギンガの森を出てもいいように教えられていると。かなりしっかりしてる組織だったんだなあ。手際よく話が進みそう。そんな勝手に生やして大丈夫?って思ったらパパがちゃんと確認とってくれた。アフターフォローがきいてる。ちょっとデカすぎるが。

毎回色んなエネルギーを集めるのね。1年間走り切れるか?熱を奪って凍る人々の画は結構ショッキング。時代だなあ。うおおまた雪の中で撮影!?すっかり雪のイメージがついてきた。バリバリのソードアクションかっこいい。凍った花に心痛めるギンガブルー竹内さん、絵になる...。

ここでヒカルが見損なったぜって言うのもらしいキャラ。別に短絡的とまでは行かないけど思ったこと素直に口にするまっすぐな子なんだね。どちらかというとそっち側のサヤ、それをなだめるハヤテ、考え込むリョウマ。ゴウキの主張によりそれぞれのキャラが立ってきて魅力的な3話だなあ。

星の花。今リョウマは22歳か。リョウマ、優秀な兄がいたからこそ落ち込むことも多かったんだろうけどだからこそ彼の他人の気持ちを慮る優しさが生まれてて設定とキャラが良く機能してるなあと。いやあゴウキが感傷的になるのもわかるよ。故郷がいきなりなくなって切り替えろという方が無理があるというか。選ばれた戦士というプロフェッショナルな集団だからこそみんな切り替えられてるんだろうけど、それでもそういうメンバーの中に一人こういうキャラを残しておいてくれるとより共感できる幅が広がるなあ。もうゴウキのこと好きだもん。優しく響くギンガマンのテーマもめちゃくちゃいいサントラ。ハヤテ、やっぱりお顔がタイプ。ゴウキを否定せず、でもチームとして一緒に前を向けるような方向に持って行ってるのが大人だ。

私は君たちのギンガブレスに呼びかけている。誰!?ゴウキの服、ゴウキ役の照英さんの凛々しい二の腕が存分に見えてていいなあ。変身後竹内さんも納得のマッシブさ。お、ギンガブルーから名乗った!その回のメインのキャラが先に名乗ってくれるの!?このパターンだとより今回の主役感が増して好きです。同じサムズアップでも竹内さん高岩さん次郎さん蜂須賀さん中川さんとスーアクさんの個性が出てて全員かっこいい。ギンガを貫く伝説の刃まで言ってくれるんですか!?最高最高最高

冷静なハヤテも戦いとなると星獣の力を借りて野性的になってるのが好き。雪を駆ける蜂須賀さん尋常じゃないかっこよさ。激流一刀!高岩レッドと竹内ブルー、改めて最強タッグだ...。大地や森を駆けて星獣たちが登場するの震える。生の星獣たちが動いてるのやっぱりこの時代だからこそ見られて迫力満点だ...。特に今回のギンガリラは興奮する。デカいゴリラは正義なんよ。星獣たち表情がついてるのすごい技術力。うおおお臨場感半端ない。ロボお披露目はまだと。焦らすねえ。誰なの!?からの秘密基地だ!!!!テンション上がるううう。知恵の木のモーク!ああ喋る木、言われてみればこの作品にぴったりだ...。うわあああこれは結構感動するぜ...この花に誓う感じ、素晴らしい戦隊...。からのここでヒカルとハヤテが対立するのもこのキャラを並べたらやっておかなくちゃだよな。こんなん靖子にゃんに書かせて外すことないんだから。信頼して見れるぜ。

まとめ
ここでゴウキが森に帰るっていうワンクッションを挟むの丁寧。上でも書いたけどゴウキに対するスタンスの違いでよりキャラが際立った。花はさすがに湖の底だから見れないっていう現実的なラインはしっかりしつつでもモークがファンタジー的なイメージできっと森でも同じように咲いてる、だから森を戻すという目的に向かって戦おうっていう着地が素晴らしかった。細かいところまですごく手入れが行き届いてる戦隊だ...。


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