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ニーバーの祈り

今も語り継がれる祈りがある
それは
現実に直面した時の
己の行動と心の在り方を表している。

ニーバーの祈り

神よ願わくば
 私に変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと
 変えることのできる物事を変える勇気と
 その違いを常に見分ける知恵を授けたまえ

ニーバーの祈りと呼ばれるこの文は
アメリカの神学者ラインホールド・ニーバーが
マサチューセッツ州西部の小さな教会で説教した時の祈りが
広まったものとされています。
アルコール依存症や薬物依存症・神経症克服を支援するプログラムにも、
採用されているという有名な祈りです。

人は
変えることのできないものに執 着し てしまいがちです。
過ぎてしまった過去・犯した過ち・失った多くのもの・手に入れられぬもの
ですが
そこにこだわっても良い方向に進む事はありません。
それよりも
変えることのできるものに目を向けなくてはいけません。
それはとても勇気のいる事です。
そして常に
変えることのできるものとできないものを区別しなくてはなりません
そうして日々を送る事で
少しづつ、より良い未来へと歩を進めるのです

ニーバーの祈りには続きがあります

一日一日を生き、
この時をつねに喜びをもって受け入れ、
困難は平穏への道として受け入れさせてください。

これまでの私の考え方を捨て、
イエス・キリストがされたように、
この罪深い世界をそのままに受け入れさせてください。

あなたのご計画にこの身を委ねれば、
あなたが全てを正しくされることを信じています。
そして、この人生が小さくとも幸福なものとなり、
天国のあなたのもとで永遠の幸福を得ると知っています。

アーメン


皆の心に平和が訪れますように
違いを受容し合える世の中になりますように
争いが無くなりますように
愛に包まれますように
血塗られた歴史が過去のものとなり
教訓となり未来に活かされますように
憎しみや執着から解き放たれますように

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