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やっぱりここが好き!

1824年から29年にかけて建設された、カナダ・モントリオールの旧市街にあるノートルダム大聖堂。ベタだけれど、やっぱりはずせない観光スポットだといまさらながら気づいた。

アイルランド系アメリカ人のジェームス・オドネルによって設計された。
プロテスタントだったけれど、のちにカトリックに改宗。今はこの大聖堂の地下に安置されている。

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アルム広場からみた大聖堂。
左右にある二つの塔は、オドネルが亡くなった後に追加された。

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内部は正方形という珍しい設計。青と金の祭壇の裏側に小さなチャペル
サクレクール教会がある。残念ながら写真はないけれど、このチャペルの
銅製の祭壇が見事!


大聖堂のステンドグラスとしては珍しく、聖書の内容ではなく、ヴィルマリーと呼ばれていた頃からのモントリオールの歴史が描かれている。

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胡桃の木で作られたらせん階段。マイクがなかった時代、祭壇から後部座席まで声が通らなかったので、中央左手に位置するこの階段の上から説教をしたんだとか。

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ここからは、別料金のツアーで周った場所。
上の階にあるパイプオルガンの鍵盤。すぐそばで聴く音は、子供が思わず手で耳をふさいでしまうほどの音量。

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教会専属のパイプオルガン奏者による演奏を楽しめる(約1時間)



ここからは地下エリアツアーの時のもの。建築家ジェームス・オドネルの
安置場所も案内された。


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傷ついているこの作品は、祭壇裏のサクレクール教会が1978年に放火された際になんとか運び出したものの1つ(だったと思う)

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二階部分にあるステンドグラス。

パイプオルガン、地下室のどちらもガイド付きツアーで、一般の入場料では立ち入り禁止になっているところを紹介してもらえるので楽しい。
ツアー終了後も一般エリアに再入場できるので、時間があればゆっくりと
見学できるのでお得!※2019年の情報

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モントリオールの旧市街の中心にあるノートルダム大聖堂。何度訪れても
飽きることがない。
金とブルーの祭壇前に腰を下ろしてただただ見つめる。
キリスト教信者でなくても、なぜだか安心して座っていられる。
ユダヤ教、キリスト教、仏教、回教...に関わらず、大昔から現在まで
残っている宗教の教えには、普遍的なものがあるからなのかもしれない。


Address: 110 Notre-Dame St W, Montreal, Quebec


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