雑音蓄音機

YoutubeCH『雑音蓄音機』を開設しました。 自作の詩の朗読やラジオ動画を公開して…

雑音蓄音機

YoutubeCH『雑音蓄音機』を開設しました。 自作の詩の朗読やラジオ動画を公開しています。 noteではその際に朗読した詩や、 その他作成した動画にまつわる文章を主に書きたいと思います。 また、 日々思った事感じた事も書き表せたらと思います。 よろしくお願いします。

最近の記事

師走

あっという間に12月になってしまった。 一ヶ月以上間をあけてしまったのは、 特に書く事も無かったし書きたい欲求も無かったわけだが。。。 時の経つのは早い。 年末である事が信じられないくらいだ。 そうして時間が過ぎていくのが少し怖い気がする。 時間と時間 日にちと日にちの狭間にしがみつきながら、 私はこれからも生き続けるのだろう。

    • 霜月

      気が付いたらもう11月。 あっという間に時は過ぎ去る。 前回の投稿から一ヶ月程間を空けてしまったようだ。 長文作成のリハビリも全くサボってしまったせいで、 感覚が振出しに戻る。 なので読み難さはご容赦願いたい。 さて何の話を書こうか・・・などと思案している時点で、 駄文が出来上がる予感しかしない。 今身の内にある陰鬱な気持ちを言葉で書き表し吐き出す事ができたら、 どれだけ楽だろうかなど考えもしたが、 それで楽になれるほど素直でもなければわかりやすくもない。 ひねくれている

      • ハロウィンをおさらい

        ハロウィンはケルト人にとっての大晦日。 10月31日の夜は秋の終わり冬の始まりを意味し、 死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていました。 日本のお盆みたいですね。 ですがお盆と違う所は、 死者の霊が幽霊や妖精、悪魔の姿をしているという事。 子供達はオバケの仮装をする事で、 死者の魂に気付かれないようにしていたそうで、 これが仮装の本来の意味なんですね。 また、かぼちゃをくり抜いてジャックオーランタンを作り、 オバケに仮装した子供達がトリックオアトリートと言って、 家を訪ね

        • 何も考えずにダラダラ書いてみる

          気が付いたらもう10月だ。 時の流れは早いものである。 気温は秋を通り越してもはや冬。 洒落になっていない。 雪が降っていないだけまだ秋だと、 自分に言い聞かせながらこの文章を書いている。 読書の秋・芸術の秋・食欲の秋・・・とは言ったものだが、 それらしい事は何もしていないしたいしたものも食ってはいない。 何かを書きたいけれどなにも思い浮かばない。 なにも思い浮かばないけど何かは書きたい。 そんな悶々とした中で私は今この文字を書いている。 だから出任せで支離滅裂となる事をあ

        マガジン

        • 独り言
          7本
        • ラジオ動画
          13本
        • 11本

        記事

          生きる

          生きる意味 生きている意味 メンタルマッチョの頃なら 「そんなものは自分で意味付けするものなんだ」と 言い切っていただろう 生きる価値 生きている価値 メンタルマッチョの頃なら 「自分でその価値を身に付けるものなんだ」と 言い切っていただろう 生きる事の「意味」も「価値」も、 万人に当てはまる万能な答えなんてどこにもない。 ある人は「生きているだけで『意味』も『価値』もある」と言うし、 ある人は「生きている事に『意味』も『価値』も無いし其れで良い」と言う。 私達は幸か不幸

          アイヌと神々

          秋風が日に日に冷たさを増し、 秋どころか冬がすぐそこまで来ているんじゃないかと思う程に、 気温が下がり続けている。 勘弁してほしいなぁと思うが、 勘弁してくれないのが世の常というもので。 物価高騰に、終わらない疫病。 大きな戦争ははまだまだ続き、 終わりを見せないのがまた人の哀しみを浮き彫りにする。 『一度始まった戦争が簡単に終わるなんてことは無い。』 そんな言葉を聞いてこの先を憂いてしまう。 明るい未来がどこにあろうか。 そんな切なさで心が締め付けられる。 なにか救いは

          アイヌと神々

          中秋の名月

          綺麗な満月が雲一つない夜空に浮かんでいた。 中秋の名月と言われるその丸い月では、 ウサギが餅を一生懸命突いていた。 私はノンアルコールの梅酒缶を片手にぼんやりと眺めていたのだが、 満月のピークが19:00~20:00という事で、 車の音や家内で騒ぐ若者の声が聞こえてきており、 さすがに風流と呼べる雰囲気ではなかった。 それでも公園のベンチに腰掛けて眺めている分には、 他の人の行き来もなく落ち着いて過ごす事ができたと思っている。 おもむろにポケットからボイスレコーダーを手に

          中秋の名月

          ニーバーの祈り

          今も語り継がれる祈りがある それは 現実に直面した時の 己の行動と心の在り方を表している。 ニーバーの祈り 神よ願わくば  私に変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと  変えることのできる物事を変える勇気と  その違いを常に見分ける知恵を授けたまえ ニーバーの祈りと呼ばれるこの文は アメリカの神学者ラインホールド・ニーバーが マサチューセッツ州西部の小さな教会で説教した時の祈りが 広まったものとされています。 アルコール依存症や薬物依存症・神経症克服を支援するプ

          ニーバーの祈り

          或る処刑人の話

          ムッシュ・ド・パリ みなさんはこの言葉を聞いてどのようなものをイメージしますか? こちらは昔のフランスで実際にあった職業の頭領を示す称号でした。 そして このムッシュ・ド・パリの称号を持つ有名な方がいます。 死刑執行人の家系であるサンソン家4代目当主 シャルル=アンリ・サンソン こんばんは 雑音蓄音機です 今日はこの方の話を少ししたいと思います シャルル=アンリ・サンソン 名前は小説や漫画などで聞いた事がある方もいるかと思います。 フランス革命期前後の時代に生きた方

          或る処刑人の話

          異世界への入り口

          違和感が矛盾となり 矛盾が歪みとなり 歪みが亀裂となり いつしかそれは 破裂する 終末論のような事が 起こるなんてそうそうない 個人的な危機が起こるくらいである 激動の時代がこれからやってくるという事もない すでに毎日が激動のなかでかろうじて生きているのだから 恐怖をあおる人間に注意せよ 恐怖は常に我々の身近にあるものなのだ 世界に夜明けがやってくる 同じように 世界に夕暮れもやってくる 我々が朝日を浴びている頃 星空を眺めている者達もいる 黄昏の世界を生きていたとしても

          異世界への入り口

          お盆

          今日、 ご先祖様をお迎えする。 私はどんなツラしてお迎えすればよいのやら。 【盂蘭盆会】 日本においては夏季に行われる祖先の霊を祀る行事。 8月13日夕方にお迎えしてゆっくり過ごしていただき、 8月16日にお送りする。 ご先祖様との再会を果たす大切な日とも言えるのかもしれない。 私達は血の繋がりを大切にしたり祖先達を敬う文化の中にいる。 それは、 この厳しい世界で生き延びるにあたり、 ひとりでは生きていけない事を知りつつ、 繋がりを大切にしてきたが故なのかもしれない。 故

          願いを込めて

          昨日が七夕だった。 北海道での1カ月遅れの七夕。 ロウソクをせがむ子供の声は聞こえなかったけれど、 庶民の願いは天の川を渡って再会を果たしたあのふたりに届いただろうか。 世間は不穏な空気が絶えない。 特に物価の高騰が顕著だ。 世界の情勢に振り回され、 目に見えぬ疫病に苦しめられ、 先の不安に心が締め付けられる。 私は昔から「安心」を欲してきた。 それは私だけではないかもしれない。 みな不安や苦しみから逃れ、 「安心」の中にいたいだろう。 富や名誉や栄光よりも、 私は「安心

          願いを込めて

          原爆の日

          瘴気を帯びた邪な風が東から流れ、 あの頃の鉄のカーテンに似た冷たいカーテンが、 小麦の国を包み込んでいる。 流される血と涙を覆い隠すように。 世界を襲う瘴気と狂気は、 いつ晴れるのだろう。 今年で77年か。 77年経っても人を〇める為の兵器は無くならない。 むしろより悲惨に、 より巧妙に、 進化を遂げている。 不幸と悲しみがより深刻になっている。 近隣諸国との軍事危機。 世界を巻き込む経済危機。 そして、 大陸から端を発したパンデミックとそれに乗じた人の欲望。 世界はど

          文章

          わたしは以前、 ブログを書いていた時期がある。 書き始めてるとついつい長くなってしまい、 「とりとめ」も「まとまり」も無くなってしまうのだが、 それでも読んでくださる方からは「読みやすい」と言ってくださっていた。だが、しばらくしてやめてしまった。 ネタが尽きたというのもあるし遅筆であることも理由にあった。 ひょんなことからYoutubeチャンネルを開設する事になり、 公開したYoutube動画を言語化する為のツールとして、 noteを登録して今に至る。 ブログをやめてか

          理解

          人間同士が理解し合えるだなんて、幻想だ。 それを誤ると、哀しい結果を招いてしまう。 あなたと私が違うように、 あなたの見ている世界と私の見ている世界は違うのだ。 寂しい事だが、それが現実のようだ。 私達は皆、孤独なのだ。 それでも誰かと寄り添いたくて、言葉が生まれ歌声が響く。   私の言葉が誰かを傷つけてしまったとしても、 私の行動が誰かを悲しませてしまったとしても、 愚かな私は気が付かない。 みな離れていって、 独りになって、 ようやく気が付くのだ。 気付いた時にはもう手遅

          終戦の日

          8月がやって来た 8月と言えばお盆だが・・・もうひとつは8月15日終戦の日。 日本の大きな転換点であり、 もう2度と悲劇を繰り返さないという誓いの日でもある。 そして、 日本が全てを失い0から再出発を果たした日でもある。 8月6日、8月9日もまた日本にとっては特別な日である。 広島と長崎に原子爆弾が落とされた日である。 60年周期で人は過ちを繰り返すのだという。 それは、 世代が変わるのがちょうど60年をと言われ、 ひとつの周期と考えるからである。 世代が変われば記憶は薄ま