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映画「ディック&ジェーン」を観た◆前半◆


今日は、先日観た「ディック&ジェーン」について、
あらすじを含めた感想なんやらかんやらをつらつら書いていこう。

あらすじだけど最後まで書くんでそこはネタバレの世界
閲覧は自己責任でお願いしますよ。
では前半いってみよう

ティック&ジェーンは2005年米国コメディ映画

「ディック&ジェーン」は、
2005年のアメリカ映画である。

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もうこのサムネイルだけで、ジャンルがわかると思うけど、間違いなくコメディ映画。運転席の女性、ジェーンはまだしも助手席にいるディックの変装はやばいでしょ。というか、どんなシュチュエーションでこんな変装になるんだか(笑)。

【あらすじ】
ディックとジェーンは夫婦。一人息子(おそらく5歳くらい?)はメキシコ移民のメイドの影響でスペイン語を話したりする⇦これ覚えておくと良い
物語は、ディックが昇進をしたところから始まる。社員6000人を抱える企業の広報本部長に大抜擢されたディックは、社長やフランク(重役)に言われるがまま、経済番組ニュース(おそらく全国ネットの大きな番組)で、会社の今後について、できるだけ前向きに話すよう言われる。
よくわからないが、テレビに出られることで有頂天になったディックは番組出演を快諾する。
しかし、そこで司会者に「会社で不正な株取引があったのではないか、一体どういうことなのか、社長はどう言っているのだ!え?!」と、初めて聞く信じられない言葉を浴びせられた。
しかしディックは会社命令なので言われたとおりに前向きなコメントをしようとするが、状況が飲み込めない上に、責められる言葉を投げつけられているため、口はしどろもどろ、頭はパニック状態。
なんとか放送を終え、逃げるように会社に戻ると、社員たちは一斉に書類をシュレッダーにかけており、社内は大パニックになっていた。
ディックは、すっちゃかめっちゃかになっている社内の物陰で酒を飲んでいるフランクを見つけた。首根っこを掴んでどういうことかと問い詰めた。するとフランクは酔っ払いながら「社長が自社株を売却して持ち逃げしてした」と言い、ディックは当然そんなこと初めて知った。

まさかの倒産!?


いやいやいやいや!!!!
つい昨日のことだった。

「広報本部長に大出世した〜!!」
「給料もどーんと増える!!イッエ〜イ!!」
「だから仕事なんて辞めちゃえよ〜」

妻のジェーンにこう言ったディック。
ジェーンは、
「そんなことをすぐには辞められないわよ」
と言っていた。
だよな!そうだよな!だからと言ってそんな簡単に仕事は辞めないよな!
ほんの少しだけ(なんとかなるかも)という思いで自宅へ戻ると、

会社辞めたの!!
今日は豪華なディナーよ〜!!


分厚いステーキを目の前にしながら、ディックはジェーンに事実を打ち明けた。

「うそ・・・」


呆然とするジェーンにディックは気をとりなおすように言った。
「貯蓄があるじゃないか!」
しかしジェーンは、
「うちの貯蓄は全部あなたの会社の株なのよ。倒産したなら、
もう何の価値もない!!」

ディックは
「でも家がある。まだローンは残っているけど、
資産価値があるから・・・」と返すも
「それも株があったからこそなのよ!今売ったら莫大な借金が残るだけよ!」と、言い返されてしまった。

しばらく口も聞けずにいた二人だったが、
と、とにかく仕事を見つけなくては。とディックは行動をすることにした。
頷くジェーン。力ない笑顔でそれに応えるディックだった。


しかしそうは言ってもなかなか仕事は見つからない。
やっと見つけた面接も会場にたどり着けば長蛇の列。
おまけに元同僚とも鉢合わせ。なんとも気まずい。
おまけに、例の経済番組でディックの狼狽ぶりを動画作成、公開され
笑われ者になる始末。

日銭でも稼がないよりマシと始めた日雇いのバイトでは、
不法入国者の一斉取り締まりに合ってしまった。
アメリカ人のディックは逮捕などされるはずがなかったのだが、
偶然にも財布を落としてしまったディックは、IDを提示することができず、
入国管理局へ連行されてしまう。

「妻に電話をして、アメリカ人だって証明してもらう!」と
自宅へ電話すると出たのは息子。

「Hola!(オラ!)」


第一声が息子のスペイン語。(スペイン語で「こんにちは!」)
ジェーンに代わってもらうこともできずアメリカ人だと証明ができなくなってしまった。不法滞在とみなされ国外退去となる既の所、脱走に成功。
なんとか(じゃないと思うけど)帰宅する。

自宅に戻ったディックは、車もテレビも売れるものはなんでも売ってお金にした。支払いが滞りだし、電気も止められてしまったディック家。
そんな中、追い打ちをかける一通の手紙が。
それは家のローンについての最後通告であり、明日までに払わないと
即刻退去との督促状で合った。

もうこうなったらやるしかない!
とパーカーのフードを被り、サングラスをかけ、
息子の水鉄砲片手に強盗をすることをジェーンに話すディック。
「あなた免許落としてるんだから運転できないでしょ」(財布落として免許ないから)と、これから強盗をしようとする夫に無免許運転をさせられないと、ジェーンもついてくることに。ハナからジェーンは夫の強盗計画は信じていなかったのだ。

まずコンビニへ行った。
店内でしばらくウロウロしていたが、どうにも決行できずにいるディック。それでも意を決してフローズンドリンク片手にレジへ向かい、いざ強盗強行!とパーカーのポケットから銃(水鉄砲)を取り出そうにも、出ない!
もたもたしていると、見るからにやばそうな店員に変わっていた。
しかしディックはそれ気づいたのか、気づかないのか、もう強盗をするしか頭にない。ただひたすら懸命にパーカーから水鉄砲を取り出そうとしている。

一方のジェーンは退屈そうにディックの後ろ姿を見ている。
と、ディックがダッシュで車に駆け込んできた。
「出して出して!」と。

「やだ!本当に強盗してきちゃったの!?」
「1ドル25セントのフローズンドリンクだけ」

強盗っていうか、食い逃げ!


大爆笑するジェーン。
「もうぉ〜気が済んだでしょ、帰りましょう」
そう言って聞かすジェーンだったが、ディックはあきらめない。

今度はATM強盗だ!

しかし

脅した相手が元同僚


「なんだディックじゃん!びっくりさせるなよぉ〜」
タチの悪い冗談と取られただけ。
「ははは・・・ほら、ジェーンもいるよ」と、車内で待つジェーンを指差し、力なく笑う(しかない)ディック。ジェーンは慌てて手を振り返した。

またも失敗。

車を走らせて、見つけた深夜のビデオショップ(らしき店舗)。
(ここならいかがわしいお金があるかもしれない。)
なんて言いながら店に入ったディック。
ここでついに強盗らしいことをやってしまった。
車の中からそれを見てしまったジェーンは、びっくりして慌てて止めに偽へ飛び込んでいった。

「ちょ、ちょっと何やってるのよ!
すみませ〜ん、この人ちょっと疲れててもう早く帰りましょ!」
そう言うジェーンを振り払い、ディックは彼女へ言った。

「明日までにローンを払わないと!あの家が・・

強制退去になるんだ!!」


それを聞いて驚いたジェーンは店員へ向き直り、

「とっとと全部よこしなさい!!!」

とジェーンも強盗に早変わりしたのだ!
そうしてここからディック&ジェーンは天下の大強盗と化していったのだった。

後半へつづく〜

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