東京都の自粛緩和基準は専門家会議の基準より3倍緩い

新型コロナウイルスについて、本日(5/15)に発表された東京の自粛緩和の基準の一つは、新規感染者が1日20人未満となることです。

一方国の専門家会議は人口10万人当たり週0.5人としています。

専門家会議の基準をこれを東京都の人口930万人に基づいて1日当たりに直すと、0.5/7/10*930=6.6人/日となります。これは東京都の基準である20人/日よりも、3倍厳しいものです。

東京都でも当然、専門家会議の基準と比較をしたでしょう。その上で、専門家会議の基準の3倍緩い基準にしたということは、感染拡大を防ぐことだけが任務であって経済・社会を考えない専門家会議の言う通りにはできない、と決断したということです。

当方は4/8のノートで、緊急事態宣言が1ヶ月後に延長されること、そしてその後3ヶ月ごにはなし崩しになることを予想しました。まず延長は予想が当たりました。この東京都の緩い基準も、緊急事態宣言がなし崩しになるという予想と整合的です。

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