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弱さを見せる

はじめに

みなさん、こんばんは。
明日から休日ですね。みなさんにとって、この1週間はいかがでしたか?
私にとって、この1週間は慌ただしく過ぎていき、じっくりと何かを味わったり感じたりすることができませんでした。

ついつい、色々なことが作業や業務になってしまいました。
来週は、一つ一つの行動や言葉に意味や価値をもたせていこうと思います。

苦手なこと

さて、私は今年度6年生を担任しています。卒業までの登校日数を数えてみるとあと四十数日しかありませんでした。
私には、とっても苦手なことがあります。6年生のこの時期になると必ずやってくるものです。
それは、合唱指導です。私自身、歌が下手で苦手です。さらにピアノも弾けません。そのような状態で歌の指導をするのは、とても苦しいです。

色々と能書きを垂れることはできますが、手本を示すことができません。百聞は一見に如かずということわざがあります。
言葉でごちゃごちゃと説明するよりも、手本を一発見せられれば子供もすんなりと理解できます。

勉強不足と言われればそれまでですが、やはり苦手なものは苦手です。

人に頼る

では、どうやって合唱指導をしているのかというと、思いっきり人に頼ります。音楽専門の先生、外部講師、ピアノが弾ける子等に目一杯協力してもらいます。

苦手を克服しようと努力することは、大切なことです。しかし、それには時間も労力も掛かります。そして、何より楽しくありません。

適材適所という言葉通り、自分の得意な場面では長所を生かし、苦手は部分は人に補ってもらうことも必要です。

先生たちは、自分の弱みを子供に見せたがりません。ですが、できないこと、苦手なことは正直に打ち明け、子供たちや周りの大人の力を借りてみてはいかがですか?

子供達も先生のそんな姿を見て、弱みを見せられる人だと信頼してくれるはずです。また、先生のそんな姿は、子供に失敗してもよい、苦手なことがあってもよいと自分を認め、勇気を与えるきっかけになるかもしれません。

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