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出版への想いと道のり

はじめての著書「女性がイキイキと働き続けるためのヘルスリテラシー」を出版させていただきました。はじめての出版までの想いと道のりをちょっと書いてみたいと思います。

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出版はひとつの目標だった

自分の著書を出すことは、ずっと一つの目標でした。ずーっとあこがれていて、まわりで出版する方がいらっしゃってすごいなあ、どうやるのかなあなんて思っていました。私は昔から「普通」なことがコンプレックスで、何か自分の専門が欲しかったのです。そのひとつの形が本だと思っていました。

「普通」っていうのは、小さいときから、これという特技や、どうしても好きなこととかがあんまりなかったんです。普通に勉強したり遊んだりして、もちろんその中に得意なこと苦手なこと、好きなこと嫌いなことはあれど、とびぬけたものがなく、なんかそれがコンプレックスでした。例えば、けん玉がすっごい好きで上手、とかいう子にあこがれていました。象徴的なのは、中学生の頃の私は、「サラリーマンになりたくない」でした。サラリーマン家庭で育っていたので、サラリーマン=普通だったんです。(その後自分もサラリーマンしましたし、サラリーマンにもいろいろあることを知りましたので、中学生のときの認識です。)

自分の言葉を紡ぎだすのに苦労しました

私自身は、すごく「いい子」で育ってきました。周りの期待に応えて、正解を言うことが得意でした。理系の進路をとりましたが、その理由は答えが明確だからです。誰かがつくった枠のなかで正解を当てることに慣れすぎて、自分の考えを自分の言葉で表現することに慣れていなかったし、とても怖かった。実は今でも怖いです笑

本の中にも出てくる「自分力」という言葉がきっと最初に紡ぎだされた言葉です。この言葉を紡ぎだせたのは、壁打ちに根気よくつきあってくれた友人の存在と、どん底を味わったからでした。想いがあって起業したものの、想いを上手に表現できずもがいている途中に、ほとんどすべての仕事を失うという経験をしました。やることがない、収入もない、そんな状態になった時に友人が「なおちゃんの本当にやりたいことはなに?」ときいてくれて、つたない私の話をきいてくれたのです。そして形にするのを手伝ってくれた。そして出てきた言葉が「自分力」、そしてできあがったホームページが今のジョコネ。のホームページです。

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出版のお話しはホームページのお問い合わせから

こうして紡ぎだしたホームページのおかげで、今いろいろな方が共感してくださって私とつながってくれています。実は出版のお話しもホームページのお問い合わせからある日突然いただきました。私のような新人を発掘して出版社とつなぐ事業をされている会社からでした。でもね、ホームページのお問い合わせって結構あやしいメールも多いんです。なので、お問い合わせいただいてgoogle検索等で調べてあやしくはなさそうだと判断して、やりとりをはじめました。

目次案をメールでやりとりしながらつくり、出版社に企画をだしてもらいました。そして交渉をしていただき、今回お世話になったセルバ出版さんからOKがでて、一度お伺いして、出版までの流れや注意点を伺いました。そして2か月間くらい猶予をいただいて執筆となりました。

まだまだ未熟な内容、文章だと思いますが、私が女性のヘルスリテラシーについて勉強、研究、活動をする中で知ったこと、気づいたこと、大事だと思ったこと、びっくりしたことなどを詰め込みました。もしよろしければお手元に取っていただけましたら幸いです。

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