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じわじわ見えてきた “福業” の可能性 ~のろしの3年間を振り返る~

本日、2020年10月10日(土)、おかげさまで「のろし」は設立から3年を迎えることが出来ました。皆様に支えて頂いて迎えられた3周年です。本当にありがとうございます!

せっかくですので、3年間の軌跡を簡単に振り返ろうと思います。


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2017年12月、初めて市原で活動した日。鶴舞・山小川でお世話になっている方を訪ね、この6人でスタートしました。


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2020年8月、鶴舞の皆さんと。3年間で多くの方とご一緒させて頂けるようになりました。


1)自信がついてきた

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3年間で一番大きく変わったこと。それは「自信」がついたことだと思います。

一つのターニングポイントは、2019年12月。鶴舞駅前で行なったイベント「夜空の下の鶴舞駅2019冬」です。

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無人駅の鶴舞駅前に、1日で約200人のお客さんが集まりました。地元の方ものろしも、誰もが予想しなかった盛況ぶり。駐車場は溢れ、用意した飲食物は開始30~1時間でほぼ無くなり、メンバーも大慌てでした。

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このイベントをきっかけに、鶴舞の方々(地元の団体「鶴舞活性化ネットワーク」や「鶴舞踊りの会」など)の気持ちが高まったように感じています。今振り返ると、このイベントが地域にとって、一つの成功体験だったのかもしれません。



2)人がつながった

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二つ目は、最近感じたことです。鶴舞地域の盛り上げを目的に活動している団体同士が繋がったというお話。

先日のろしで実施した、市原鶴舞バスターミナルでのアート作品の設置。

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鶴舞小学校の子供たちや、「鶴舞踊りの会」をはじめとした地域の皆さんにTシャツや「焼き板」、タスキにイラストや文字を描いて頂き、カカシに着せて設置しました。


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地元の方が作った素敵な作品が出来上がったということ以上に、このプロジェクトには大きな「成果」がありました。それが、団体同士の接点が生まれたという点。

同じ地域に住み、地元を盛り上げたいという思いを持った2つの団体。ソトモノの私たちからすれば、交流があって当然に見えました。しかも、両団体とも、本当に熱い気持ちで活動している方々が集まっているのですから、なおさらです。

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「名前は知っているけど、面識はないんだよなぁ…」

そんな風にぼやいたある方の言葉を聞いて、強い衝撃を受けました。本当に「もったいない」なと、こんなことがあっていいのかと。話を聞くと、仲が悪いというわけでは当然なくて(笑)単純に接点がなかっただけだということでした。

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地域ならではの人間関係・しがらみがあるとは思います。しかし、こうやって私たちの活動を通じて、つながりが広がり、地域の方も「やりたいこと」が実現されていくのは本当に嬉しいです。

営利ではない “福業” をうたい、そして地域のソトモノである「のろし」だからこそ、人と人をつなげることに一役買えるかもしれないなと、この日思うことが出来ました。



じわじわ見えてきた “福業” の可能性

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こうやって文字にしていたら、ふと思ったことがあります。それは、私たち「のろし」の掲げている “福業” という活動形態の意義や出来ることが、ようやく見えてきた気がするのです。

今振り返れば、設立して2年間は「コンセプト」に縛られていました。何を目指すか、理想を求めすぎていたのかもしれません。考えたことは、以下のように「団体説明資料」にまとめていました。


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2017年10月の設立時、のろしはWEBメディアをやる想定でした。


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「いとおしい」は当初から掲げ続けています。「いと・惜しい」という言葉が生まれる気配もありますね。


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2018年6月には、「いとおしい」はこのように図式化されました。懐かしい・・・!

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“福業” という言葉が初めて登場したのは、2018年の12月。設立から1年が経ったころです。しかも、団体説明資料(当時は数ヶ月に一度バージョンアップしていた)のあとがき的なところに、こうして出てきただけでした。


いつしか数十ページにも及ぶ「団体説明資料」は無くなり(笑)代わりに、地域に行く回数が増えました。

地域の方と話し合い、メンバーを連れて現地で活動する。PC画面の前から里山へ。2019年の春ごろからでしょうか。

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2019年5月、旧・鶴舞青年の家でのイベント。「踊りの会」「鶴舞活性化ネットワーク」の皆さんと初めての協働活動でした


この頃から、メンバーが主体的に活動を始めるようになり、様々なアイデアと活動が生まれていきました。そうやって生まれて行った “福業” の「成果」とも呼べる(かもしれない)ものが先述したものだと思います。

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集合写真:DSC_0540

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そう考えると、名実ともに “福業” が始まったのは2019年春。まだ、たった1年半の取り組みです。

何が出来るのか、何を目指すのか、何に注意しなければいけないのか、など・・・まだまだ手探りの部分も多いですが、これからも地道に “福業” にチャレンジし続けたいと思います。

ソトモノではありますが、「地に足の着いた」活動を作っていきたいと思っています。なぜなら、のろしの根っこにあるのは「いとおしい」・・・つまり、地域への「愛着」だからです。

これからも皆様のご協力、そして応援をよろしくお願いいたします!


2020年10月10日
のろし 共同代表 峯川 大

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※3年間何をやってきたのか、これまでの活動内容は以下からご覧ください




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