見出し画像

のののさんのフェイクニュースを見破る技術

フェイクニュースとどう向き合うか

高校生の皆さん、元気ですか。
さて、今皆さんの課題は、フェイクニュースとどう付き合うか、ではないでしょうか。
昨日大人たちの連載に病院vs看護士。ワクチン接種義務化問題と題して書いたんだけれど、

のののさんというnoteで交流させていただいている方から、こんなコメントを頂いたんだ。

のののさんは、世の中の常識を合理的、科学的、また僕らがなぜかスルーしているんだけれど、彼だけが見事に問題視している、そういうやり方で警告を与えてくれる稀有な方だと思っています。

ぜひ皆さんにも、読んでいただきたいと思い、ご本人承諾の上、記すね。

フェイクも含めた情報への接点に悩んでます。 調べるほどわからなくなります。 僕のリセット手段としては ・SNS副反応事例より家族知人接種者の状態を参考にする ・逼迫報道より行きつけ病院の様子を参考にする ・行動制限中だからこそ自分で取材する ・状況変化のタイムラインを自分で把握する ワイドショーは事実情報のタイムラインを 並べ替えて都合よく解釈する(これが重罪) 案外身近な地域が世界の縮図かもしれません。 あと科学と統計を真に受けないようにしてます。 統計は検査方法、抽出条件が変われば覆る。 いまは伏線回収のない世界なので(笑) 個々で憶測の決断をする時代なのかもしれませんね。

サイバー空間に潜むワナ=フェイクニュース


要するにのののさんの姿勢には、それはフェイクニュースかも知れないという、極めて現代的な認識がある。それを恐れているところに、彼の非凡さがあると考える。

なぜならば情報は食事と同じ、そしてその情報を現代人はますます、ネット上というサイバー空間のみから集めるようになっている。

その食事が正しい食事でなければ、僕らは死ぬ。情報も同じだ。

だからこそ、取捨選択をする。その正しい選択を、のののさんは、アナログに求めたんだ。

例えば、ワクチン接種に関して、今いろんなネットの情報が溢れている。フェイクニュースかも知れない。それを見分ける方法として、のののさんは以下を実践しているという。

ののの流、フェイクニュースから身を守る方法6箇条

1.SNS副反応事例よりも、家族知人接種者の状態を参考にする → 自分の目で見る、確かめる、というわけだ。これほど確実なものはない。でも例外的なことかも知れないが、SNSの無責任な書き込みを信じるより、よほどいい。        

2.逼迫報道より行きつけ病院の様子を参考にする →これも自分の目で見る、確認するという確かな行動だ。  

3.行動制限中だからこそ自分で取材する →自分で自ら現場に行くというのだ。行動がなければ正しい情報が取れない。まさにジャーナリスト魂みたいなものが現代では必要ではないか。 

4.状況変化のタイムラインを自分で把握する ワイドショーは事実情報のタイムラインを 並べ替えて都合よく解釈する(これが重罪) →これはテレビ批判だね。そう、たしかにテレビはタイムラインをめちゃくちゃに編成して、面白おかしくするよね。視聴率とりゃいいという腹だからね。このタイムライン順に情報を見るというのは、素晴らしい考えだと思う。

5.案外身近な地域が世界の縮図かもしれません。 →これも大変重要なことを言っていると思う。いわば微分だ。縮図なんだよね、全ての小さいパートは。身近な現実が縮図と考えることは大変合理的で、科学的な考えだと思う。         

6.あと科学と統計を真に受けないようにしてます。 統計は検査方法、抽出条件が変われば覆る。 いまは伏線回収のない世界なので(笑) →これもエビデンス全盛時代の罠ですね。                    

これだけ明快な言葉で、フェイクニュース破りを教えてくれるのは、のののさんだけじゃないだろうか。

僕は今日はこれ以上言わないよ。十分だろう。皆さんも参考にしてほしい。

のののさんの傑作noteはこんなのもある。フェイクニュース警告と同じくらい、共感したロジックでした。


それじゃあ、またね。
                            野呂 一郎
のののさん、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?