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イーロン・マスクも薬物なんてやめて走ればいいのに。

この記事を読んで、あなたが得られるかも知れない利益:突然のイーロン・マスク、ドラッグ常習報道。そんなことでハイになるより、ランニングでハイになったほうがよくないかいという提言。でもこれは科学的根拠もあるよ、という話。トップ画はhttps://qr1.jp/TF9pvj

イーロン・マスクドラッグ常習の衝撃

イーロン・マスクがコカイン、LSDなどの薬物を常習しているかもしれないというニュースが世界中を駆け巡っています。

真偽のほどはともかくとして、きのうのわたしの拙い記事では、皆様へランニングのススメを申し上げました。

ランナーズ・ハイという言葉がよく聞かれますね、今さら言うまでもなく、ランニング中に訪れる高揚感のことですね。

イーロン・マスク氏は世界一の資産家という栄華と引き換えに、世界一のビジネスの困難とストレスを抱えていたと考えても、あながち間違いではないでしょう。

彼はその苛烈なストレス解消のために、薬物によるハイを求めたのでしょう。

皆様も、マスク氏におとらぬ苦難とストレスを抱えていらっしゃるかもしれません。

仮説ですが、こうしたストレスフルな状況を打破するためには、薬物ではなくて、ランニングによる「高揚感=リフトアップ」が必要なのです。

あなたをリフトアップせよ

昨日の記事でも、少し紹介しましたが、マラソン大会に出場することで毎日ランニングに取り込むことで自身を変えたテイラーさんも「高揚感 =lift up」という言葉を使っています。

私がランニングをしているときは、ずっともっと集中しているんだ。それが僕をリフトアップしてくれる When I'm running, I am much more focused. It helps lift me up」と言っています。

リフトアップLift up という言葉を英英辞典で調べると、To exalt the mood of someone.(気持ちを高める)と出ています。

リフトアップは、ランナーズ・ハイと同じ意味です。

コカコーラもランニングと同じ?

僕にもこのLift upっていう言葉はすごく刺さるんです。

コカコーラを飲む時、こんな広告コピー文句が出ますよね、これ気に入っているんです。

Refreshing & uplifting リフトアップ効果スッキリして気分も上がる

https://qr1.jp/7xkp5t

リフトアップするにはポジティブを足せばいい

ランナーズ・ハイにせよ、コカコーラにせよ、それは錯覚にすぎない、宣伝だよ、という見解もあります。

誰もがランニング中に、コカコーラ飲用中に、気分がリフトアップするとは限りません。

でも、後で述べるやり方で走れば、100%リフトアップ感が上がり、人生そのものがリフトアップすることうけあいです。

ポジティブな感情を持つこと、つまり気分がリフトアップすることは、健康にいい影響を及ぼすことは、科学的に実証されています。

順天堂大学の助教・田島先生と准教授・野田先生が3万8千の地元住民を11年間観察した結果、生活を楽しんでいる意識が高い人は認知症の発症率が低いことがわかった。

日経新聞夕刊2024年1月6日

ランニングにおけるリフトアップ感は、ポジティブ感情であり、またこれを「自己効力感」と表現する科学者もいます。

「困難を乗り切れる、自分ならできるという信念を持つ人は実際、病気を克服して元気になっていることが多い」

既出 日経新聞 東京医科歯科大学 精神科 高橋英彦教授

高橋教授は、「自分ならできる」という信念のことを、自己効力感というのです。

以上の科学的考察をランニングの文脈に置き換えれば、楽しんで走れば、そして自分ならできると言い聞かせて走れば、ランニングはあなたを、あなたの人生を確実にリフトアップする、と読めます。

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高橋先生は、

「ちょっとしたことでいい。できなかったことよりできたことに目を向け、小さな経験を貯金していくといい」と言っています。

考えてみれば、ランニングをすること自体が、成功経験なのです。

それまでランニングの習慣がなかった人にとっては、新しいチャレンジなのだし、たまに走っていた人にとってはリフレッシュ経験だし、いつも走っている人にとっては継続という自身の記録更新であり、どう転んでもランニングをやること自体、どこまでいってもポジティブなことなのです。

そもそも、ランニングって前を向いて走るじゃないですか。

https://qr1.jp/v8C996

まさに前向きの行動ですよね。

さあ、ランニングがポジティブな経験であり、あなたを、あなたの人生をリフトアップすることに科学のお墨付きももらって、これで確信を持てましたよね。

イーロン・マスクさんに、言ってやりましょう。

「薬物より、ランニングがいいよ、断然!」って。

マスクさんにはこの歌を贈りましょう。

野呂 一郎
清和大学教授


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