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【リモート作業】iPadで外出先からWindows機にリモートデスクトップ

こんにちは、のろっこです。

本記事は、iPadを外出先でのメイン機として使用するためのリモートデスクトップ設定を説明します。

初めに、今回紹介するリモート環境には、条件があります。

その条件は、リモート先がWindows 10 Proであることです。

また、iPadにはMicrosoft公式のアプリ「Microsoft リモート デスクトップ」をインストールしておく必要があります。

以上のことを前提とし、設定手順を説明していきます。


PC側の設定


1.リモートデスクトップ設定をオンにする


「スタートメニュー」ー「設定」の順に選択

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「システム」を選択

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「リモートデスクトップ」-「リモートデスクトップを有効にする」の順に選択

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2.ファイアーウォールの設定


検索ボックスに「Window Defender」と入力し「Windows Defender ファイアウォール」を選択

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「詳細設定」を選択

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「受信の規則」内の以下の赤枠の項目にチェックが付いていることを確認

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3.IPアドレスの確認


検索ボックスに「コマンド」と入力し「コマンド プロンプト」を選択

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「ipconfig」と入力しEnterキーを押下
「IPv4 アドレス」をメモする

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以下のサイトからグローバルIPアドレスを確認し、メモする

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4.ポートマッピングの設定


ご利用のルーターの管理画面(メーカー名+管理画面などで調べれば分かります)より、ポートマッピング設定を行う。


「LAN側ホスト」には3でメモした「IPv4アドレス」を入力する。
「宛先ポート」にはデフォルト値の「3389」を入力する。
「変換対象ポート」がある場合、利用可能な番号を入力し、そのポート番号をメモする

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iPad側の設定


5.PC名に3でメモしたグローバルIPアドレスを入力し、末尾に「:」+4で設定した変換対象ポート番号を入力する


例:12.34.567.8:9999
※家の中などのローカルネットワーク内で使用する場合は、グローバルIPアドレスではなく、3でメモしたIPv4アドレスを入力します。この場合はポート番号を末尾に付ける必要はありません。

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外出先(またはローカルネットワーク内)からWindows機にアクセス出来ました。

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タッチ操作を有効にすると、より直感的に操作することが出来ます。

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注意事項


IPアドレスは固定にした方が良いみたいです(普通は固定ではなく、その都度設定し直す必要があるため)。

また、デフォルトのポート番号3389も、他の番号に変更した方がセキュリティ面では良いみたいです。



外出先からメイン機にアクセス出来ると、ノートPCを持ち歩く必要がなくなりますし、何より作業の幅が俄然広がることになります。

皆さんも是非、リモート環境を整えてみてはいかがでしょうか。


では、本日もリモートで快適な一日を。

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