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適応障害とは ~私の場合~

【適応障害】という言葉は知っていた。

言葉は知っていたけれど まさか自分がなるなんて思いもしてなかった。

症状や発症に気づいた時の事を書いてみた。

これが適応障害なのかぁ

なってみないとわからない事は

まだまだたくさんあるなぁ

こんな日々だった

毎朝「仕事行きたくないなぁ」と思いながら

駅の改札を通っていた。

毎日毎日「行きたくない」​「行きたくない」

「行きたくない」「行きたくない」「行きたくない」

気持ちでいっぱいになりながら 

ベルトコンベヤーに乗った意思のない物体のように

大量生産されたロボットのように

毎日毎日 ラッシュで圧迫され通勤していた。

会社の更衣室に着くと 頭痛、吐き気、眩暈。

同僚には普通に挨拶をし 席に着き

通常通りに仕事をこなし 定時に帰る

毎日 この繰り返し

帰宅して家事をこなし

布団に入るのは0時を過ぎる

普段から寝つきは良い

どこでもすぐに眠れるたちである

ここのところ 寝つきが悪い

疲れているのに寝入りが遅い

不眠症の人の『眠れないことに焦る』気持ちが初めてわかる。(焦りはしなかったけど)

ストレスチェックが高ストレスだったので面談

会社で行われたストレスチェックが高ストレスでひっかかる。

産業医面談を受けるようアナウンスが入ったので、受けてみる。

燦燦たる面談だった

日々の仕事上の不都合などを話しても

面談医は定型の言葉しか言わない

挙句に「そんな状態で出勤しているなんて心臓に毛が生えてますね」

「ストレスチェックでの面談では席替えを提案する」等の対応のみです。

と 

ピントがズレっぱなしの上

あろうことか言葉の暴力まで。。。┐(´д`)┌

まったく役に立たない面談だった。

ただ 高ストレスであることが上席者に伝わった事だけは良かったと思った

あれ?もしかしておかしい??

最近 仕事の能率が悪い

考えがまとまらない

進みが悪い

もともと苦手な家事も

料理の味が変だったりする

だるくて体があまり動かない

感情も動かない

何も考えられない

何も感じない。。。。。

これは 

自分

ちょっと おかしい?? 

と 

やっと気づく

メンタルの産業医相談を希望する

会社ではメンタルの産業医による面談が

数か月に1度開催される

ちょうど 

そのタイミングで上席者との個別面談があった(社員全員が受けるもの)

上席者に 最近の不調を伝え メンタル面談を受けると伝えた

上席者曰く 傍目では不調は全くわからないとの事だった

そりゃあそうだと思う( ・`д・´)

そもそも不調を大げさに前面に出して同情をかいまくれるタイプではない

不調を表に出すことなく無理をしてしまうタイプだ

このタイプが一番危ないのだと思う

無理して仕事しているのに

無理して出勤しているのに

責任感だけで 気力を振り絞っているのに

傍目には 全くわからないのだ(ToT)

自分の事で精一杯で余裕がないので 下手すると

感じ悪く思われ 反感まで勝ってしまうのだ

なんてことだ。。。。。

最低限のアピール力は必要である。。。

適応障害と診断される

まずはメンタル産業医と電話相談する

面談を進められたので、予約をした

上席者の配慮で面談日は出張扱いにしてもらった

メンタル産業医面談時 

一言目に

「前回の面談医に暴言を吐かれたからその時と違う先生でよかった」

と伝える(無駄に傷つかない為のせめてもの小さな防御)

面談中【適応障害】と診断され

メンタルクリニックを受診し

診断書を提出して休むよう言われる。

戸惑っている私を見て

産業医が面談終了時に紹介状を書いてくれた。

「訴える事になった場合に診断書の提出は必須だから」とも産業医は言っていた。

初めての心療内科受診

会社と家の間で心療内科を探した。

どこも予約がいっぱいで数か月待ちだった。

一番気になったメンタルクリニックに電話で何度か交渉してみる。

産業医からの紹介状がある事を伝えると

やっと予約を取ることができた。

有給休暇を取り心療内科を受診した(上席者の理解は早く助かった)

初めての心療内科の診察は

紹介状があったのでスムーズだった

自分で嫌な事を話さずにすみ

すぐに適応障害の診断が出て

療養すべきとの診断書を書いてくれたのは

本当に助かった。

診断書の提出

翌日 出勤して上席者に診断書を提出した。

初めの事に上席者はかなり戸惑っていて

直ぐには回答してくれず

その日は普通に仕事をした

本当は 休むので身辺整理をすべきなのだ

出勤前は思っていたのに

出勤すると全くできない

黙々と仕事をしている。。

頭や心が 動かなくなっているのだ

夕方になり社内会議を終えた上席者から

「診断書通り 明日からお休みしてください」

と言われる。

慌てて 簡単な引き継ぎ書を作成して上席者にメールで送った

ロッカーの私物は明日にでも取りにくるつもりで

身の回りの物のみ持ち 会社を後にした。

休む事が決まった日の夜

その夜 シャワーの後 涙が止まらなかった

出勤しなくて良い事に 安心したのだ

そもそも 辞めるのも選択肢の一つだったのに

それすら気付かないで

こんなに嫌だったのに

嫌でも 心を殺してでも 毎日 行かなければならない

思い込んでいたのだ。。。。

こんなにもつらかったのに。。。

これが 適応障害。。。。。。。。

自分がわからなくなり 何もできなくなる。。。。

心を占めてしまうもの

ふと気づくと

「死にたい」が

心を占めている時がある。。。(これはかなり驚くし怖い)

これが 適応障害。。。

危ない

もしかしたら衝動的に。。。。

でも 絶対にここは踏ん張る

幼い頃 病気で生死をさまよった経験がある

頂いた命 手放すわけにはいかない



本日は ここまで。(●'◡'●)





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