見出し画像

ブラジル カフェ・ヴィーニョ・ロッソピーベリー

先日このコーヒーを試飲しましたが、コーヒーの概念をくつがえすような味わいでした。一口飲むと赤ワインの味が広がり、自然にできたとはビックリです。
ぜひ一度機会があればぜひ、

2007年、マルコス氏の農園で収穫されたコーヒーの中にワインのようなフレバーを持ったロットがありました。そのコーヒーにカフェ・ヴィーニョ(※ヴィーニョ=ワイン)を名付け限定販売したところ、その後リクエストが殺到しました。誰にでも分かりやすい特徴で、一般消費者の方々にも果実の甘さを伝えやすい商品です。このコーヒーは商品名の通り、何よりもワインのような味であることが大切であり、品種や標高、スクリーンサイズなどには拘っていません。そのためにセラードコーヒーブラジル事務所では毎年、鑑定士の間でワインフレバーコンテストといった感じで特徴が顕著に出ているロットを探し出しています。 このコーヒーの精製方法はナチュラル(天日乾燥)であり、力強いボディ感がありながら、後口はクリアーでウォッシュド処理されたかのように雑味が残りません。 口に含んだ瞬間のフレバーは赤ワイン、後味は白ワインです。 一般的にブラジルのナチュラル精製では発酵臭や雑味など処理段階で生まれたフレバーが出ることがありますが、殆どの場合は欠点であり、後味に雑味を残します。その様なフレバーに類似した点もありますが、カフェヴィーニョのフレバーは心地よく、後味に雑味を残しません。 味覚特徴 口に含んだ瞬間、甘さが際立ち鼻腔からもワインを想わせるフレバーを感じます。どっしりとしたフレバーから感じられるのは、スッキリした白ワインやロゼよりもフルボディの赤ワインと表現したくなるのがカフェ・ヴィーニョの特徴です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?