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【経営ノート】意思決定を磨くために心がけていること

「経営ノート」というシリーズで、日々事業の経営に携わる中での気づきや考察を書いていきたいと思います。

先日事業部長と外出した時に「意思決定の質はどうやったら高められるか?」という話をしていました。

管理職に求められる仕事でもっとも重要なものの一つは「意思決定」なのですが、それを重要な仕事として認識して、日々意識的に研鑽を積んでいる人は意外に少ないです。

なので、リーダーたちに、意思決定の質が事業の成否を決めるということをどうやったら理解してもらえるかを二人で日々話し合っているわけです。

そのとき事業部長が言っていたのは「やはり数ですよね」ということ。

これは私も同意するところで、いかに多くの事業に関わる「決断」をするかがまずは基本となります。その上で自分が普段から心がけているのは、意思決定したあとに必ずそれを振り返るということ。

例えば「従業員への教育投資」といった投資の意思決定であれば、複数ある事業を良くするための選択肢のうち、どんなことを狙いとして、なぜそのタイミングで、どうしてその金額を投資しようと決めたのかを、投資後の具体的な成果と共に包括的に振り返るようにしています。

これは投資というロジカルな側面の強い意思決定についての振り返りですが、もう一つ重視しているのは「なぜ意思決定しなかったのか?」というもの。これはとても重要です。

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