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雑誌サライの付録が鉄道旅行に持ち歩きたい逸品でした《徹底レビュー》

一カ月ぶりの本屋で目が釘付けになったもの

巣ごもり生活、元気にお過ごしでしょうか?

たまにはネット以外の情報に触れたいと思い、一カ月ぶりくらいで、とある大型書店に出かけました。

平積みされている雑誌をジャンルを決めずにザッピングするのは、知らなかったネタに出会えたりして面白いですよね。

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そんななかで、ものすごく惹きつけられる雑誌を見つけて思わず手に取りました。

それは、小学館が発行している「サライ」。

年齢高めの男性向けに、ちょっと上質な余暇の過ごし方を訴求する内容で、好きな雑誌のひとつです。

その「サライ」6月号が、やけに分厚いサイズで、よく見たら付録付きになってたんです。

付録に釣られて『サライ』を買う

表紙を見ますと「特別付録・万能チケットホルダー」っと書いてありまして、JRのきっぷなどを挟むのに便利そうでした。

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「これ、いいな!」と思って、試しに買ってみました。

価格は雑誌本体と付録を合わせて990円(税込)なので、損はしないかなということで。

なんにしても、付録ってワクワクしますね!(笑)

家に帰って、すぐさま開封してみました。

万能チケットホルダーの使い勝手をレビュー

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開封直後の写真。青みがかった灰色で、落ち着いた色味です。

ワンポイントでサライの駱駝マークが型押しされています。

写真だと小さく見えるかもですが、縦長の、ちょっと大きめな手帳か長財布のサイズ。

実寸で縦21センチ、横11センチに収まるくらいです。

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折りたたみになっていて、それをパカッと開きますと、右側にポケットが3つあります。

JR の特急券とか、ICOCA、Suicaなどの交通系IC カードが入る大きさです。

右側の下段に、近距離の小さいきっぷ入るポケットが1か所。

その裏は、青春18きっぷのようなチケットやメモを挟めるホルダーになっています。

使い勝手を確かめるために、私が持っている使用済みのきっぷをはさんでみました。

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ホルダーに入れてみると・・・

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こんな感じで、ジャストサイズでピッタリ収まります。

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ひとつのポケットに、乗車券と指定席券を2枚重ねて入れておけば、車内改札の時も慌てずに済みます。

真ん中に穴が開いているので、きっぷを指で押して出しやすくなっています。定期入れでよく見かける構造ですね。

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「チケットホルダー」というだけあって、マチがゆったり取ってあり、かさ張りがちなチケットを余裕で入れられる作りになっています。

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裏面はこうなってます。余計な装飾がないのがGOODです。

ちょっと惜しかったところ

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ひとつだけ残念だったのは、近距離きっぷの小さいホルダーが、まだ馴染んでないせいか、マチが少なくてきっぷを出し入れしにくかったことです。

もう少し余裕があれば、回数券を2~3枚ストックしておくのに便利だったのではないかと。

とはいえ、あんまりブカブカにしちゃうと、きっぷが滑り落ちたりしかねないので、あえてキツめにしているのかもしれません。使い込んでいくうちに入れやすくなれば嬉しいです。

欲を言えば、ストラップを通す穴が開いていれば完璧でした。忘れ物防止のためにワイヤーを通して、カバンなどにつなぎたいので。これはまあ、無いものねだりですね。

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ありそうでなかったチケットホルダー

私が探しきれてないだけかもしれないですが、こういうチケットホルダーって意外とちょうどいいのがなくて。

いまは旅行用のパスポートケースというか、カード入れみたいなものをチケット入れにしています(写真右▼)

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なんでも入るので便利ではありますが、中でゴッチャになるので使い分けがしにくいなあと思っていました。

なので、このサライの特別付録「万能チケットホルダー」。

万能と謳ってるだけあって、チケットを整理して入れるのに便利そうです。

耐久性だけが心配ですが、大事に使っていきたいと思います。

付録が魅力的な雑誌が増えてます

最近はこういうおまけ付き、付録付きの雑誌が多いですね。

特に女性向けのファッション誌はほとんどそうですけど、ポーチとかカバンとかが付録でついてて、雑誌と付録、どっちがメインなのかと言いたくなります。

出版不況で本だけじゃ売れないとか、裏の事情はあるんでしょうが、魅力的な付録が支持されて売れているのならアリなんでしょう。

私も付録でつられたワケですけれど、今回のチケットホルダーのような実用的なものなら欲しくなっちゃいますね。

「あれば嬉しいな」というもので、作りもしっかりしたものなので、お得感が高いです。

付録頼みの内容が薄い雑誌ではありません

雑誌自体も、サライは記事がしっかりしているので付録無しでも魅力的です。

デアゴスティーニみたいに付録がメインの雑誌だと、記事ページ数が少ないことがままあるのですが、そういうガッカリ感はありません。

ちなみに、サライ6月号は「読むだけで行った気になる 極楽鉄道旅得本」という特集タイトルで、表紙にはJR九州の「或る列車」の写真がドーンと載っています。

中の記事には豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」や。今春登場したばかりの特急「サフィール踊り子」などの観光列車が紹介されていました。

外出自粛でどこへも行けない状況なので、写真を見てるだけでも楽しくなってきました。

なんだか「サライ」の宣伝みたいになっちゃいましたけど、ちょうど今、発売中なので良かったら手に取ってみてください。こんなチケットホルダーを探してたという方がいらっしゃれば、安いのでお試しで買ってみてもいいんじゃないかなと思います。

三密を避けるように言われているので、本屋に行くのも憚られるかもしれませんが、混雑している時間を避けて、たまには書店の棚を見るとこんな面白い発見があるかもしれませんよ!

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鉄道趣味で人生を豊かにする活動をしています。乗りテツ旅行会の溝口駅長です。今回の記事はいかがでしたか? もしよかったら、サポートしていただけると嬉しいです。