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初めての宝塚観劇

先日、会社の宝塚ファンにお誘いいただき、初めて宝塚を観に行きました。
初めて観た宝塚についての、私なりの感想をまとめてみました。宝塚歌劇についての感想がメインです。

ちなみに私は普段、東宝演劇や小劇場での舞台を観ています。普段観ている舞台と宝塚歌劇との比較になりますので、宝塚歌劇が大好きな方、比較されたくないという方は、こちらで閉じてください。

観劇演目:雪組新人公演『CITY HUNTER』
劇場:東京宝塚劇場

客層
女性が多い、というかほぼ女性。男性の姿は数えられる程度。年齢層は広い。
オペラグラス利用率高し。

劇場
東京宝塚劇場は、女性客を意識した内装。ピアノがあったり、大きなシャンデリアがあったりで華やか。

売店
グッズの販売場所が広く、グッズの種類が豊富!写真やタカラジェンヌの考案したグッズまでも。キャラクターとのコラボ商品があったりで、初めて来ても欲しくなるものがいっぱい。
プログラムが1000円と安い。

ステージ
2階席は急な感じがしたけれど、その分よく見えた。
開演前の表示が楽しい。写真撮影可能なのも嬉しい。
大小のせり、回り舞台、ミラーボールと舞台装置が豊富。で、足音がよく響く。はける時の足音がよく聞こえた。
大道具が凄い!種類も多く、豪華!小道具も本物みたい!舞台装置を有効活用して場面転換が多い。

歌・ダンス等
男役の発声方法が独特なため、聞き慣れるまで少し時間がかかった。あの発声で歌うのは大変そう。
メインの演者の見せ場がある。歌とダンスとで魅了するため、個々のタカラジェンヌを知る機会で、推しができる場な気がした。メインの演者以外もよく見ると色々やってて面白かった。

演者
男役は、体型に丸みが感じられず、影まで男性らしい。男性といっても細身のかっこいい男性だが。立ち方や歩き方からして女役や娘役と全く違う。
女役や娘役は、女性の憧れを体現している様で素敵だった。声がとても可愛らしかったり、セクシーだったり、きれいだった。

全体としての感想
今回は新人公演ということで舞台のみでショーはなかったが、それでも宝塚歌劇は豪華な、劇場で楽しむエンターテインメントだと思った。
演目によるのかもしれないが、場面転換が多く、内容も登場人物も詰込み気味でお腹いっぱいだったが、舞台装置をフル活用し、観客を楽しませたいという気持ちがいっぱい感じられた。
場面転換が多く、感情移入することは出来なかったが、これでショーも追加されるとなれば、「華やかな時間を贅沢に楽しむ場所」としては金額以上なのかもしれない。

普段の観劇では、感情移入して号泣したり、ずっと笑ってたりするため、今回の宝塚は新鮮だった。
楽しみ方が違うと思えば、どちらも楽しめる。

新人公演のためか、舞台後の挨拶は一生懸命な前向きな気持ちがとても感じられて胸を打たれた。ステージ上と客席の気持ちが通じた感じは、普段観ている舞台と一緒だった。

今回の新人公演は、新人公演として初めてライブ配信がされていたらしい。劇場に来られない方の為にとても素晴らしいことだと思う。

劇場で、客席が1個空けでもなく、全てが観客で埋まっているのを見ながらの観劇は本当に幸せだった。赤色の座席が残らず埋まる宝塚は本当にたくさんの方に愛されていて、これからも愛され続けて行くんだろうなと、終演後のファンの方から聞こえる感想を耳にしながら実感した。

以上が私の初めて宝塚を観劇した感想です。新人公演CITY HUNTERについては、ここはもう少しという部分も見受けられましたが、若さや懸命な姿を感じつつ、楽しく観劇しました。

読んでいただき、ありがとうございました。


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