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大学生の息子たちへ伝えたいこと 自分の取扱説明書をつくる編

20年、生きてきたあなたたちなら、およそ掴んでいると思うですが。

今のうちに、はっきりと理解しておいた方がいいのが、自分の特性と能力です。


何が好きで、何が嫌いか。

得意なこと、向いていることは何か。

苦手なことは何か。

何に笑い、泣き、怒るのか。

一番リラックスするのはどんな時か。

毎日食べても飽きないモノは何か。

一緒にいて居心地のよい人はどんな人か。

新しい事を習得するのに、どれくらいの時間がかかるのか。

1日のうち、一番やる気があって頭がさえるのはいつか。

ついつい後回しにしてしまうことは何か。

できたらやりたくないことを、どうやったらサクサクできるか。

2000字のレポートをどれくらいで書くことができるのか。

困っている様子の人を見かけたら、声を掛けるか。

学校からの帰り、大地震が起きたらどうするか。

100億円もらったら、どうするか。


正解はないです。

こういう架空の質問をいつも問いかけていると、実際にその場面に遭遇した時に、すぐに行動できます。

友達同士ですると、想定外な答えがあって面白いです。

そして、自分の答えが、皆でする時とひとりの時とで変わるかもしれません。


この世で最も不可解で思い通りにならないのが自分です。

けれど、死ぬまで付き合わなければなりません。

自分を知ろうとすることは、スタート地点に立つということです。

スマホを置いて、毎日15分でもいいので、自分と向き合う時間を持って欲しいです。


お勧めは、数行でよいので、1日を振り返って日記を書くこと。

嬉しかったこと、悲しかったこと、愚痴でも悪口でも何でもOK。

日記帳は、静かにすべてを受け止めてくれます。

時間をおいて日記を読み返すと、なかなか面白い感覚を味わえますよ。

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