見出し画像

最好映画。 154 「ファーストマン」 2018年。

アポロ11号、ニール・アームストロング船長が月面に降り立って50年。帰還してからもほとんど自身のことを語らなかった彼の記録を映像化した本編。「フロム・ジ・アース」でも寡黙なキャラクターとして存在したアームストロングは、本当に発言が少ないので、原作の成立自体が不思議でした。アポロ計画大好き人間としてみなければいけない映画です。「ラ・ラ・ランド」は劇場で観ましたが、「セッション」は途中で離脱とデイミアン・チャゼル監督は必ずしも追いかけていた人ではなかったんですが、この映画を観てこの後は追いかけようと思いました。撮影のリヌス・サンドグレンは「ラ・ラ・ランド」で2.55:1のシネマスコープで、今回はIMAX。どアップを多用しているので、最初は追いつくのに大変でしたが、慣れてきても非常に緊張感のある映像。ジャスティン・ハーウィッツの音楽はシンプルで繰り返しで、緊張感を持続させてくれます「ラ・ラ・ランド」と全く違うテイストなのは驚きました。劇場全ての人間が息を飲む瞬間のために音響も演技も音楽も奏功していたんだということがわかります。34歳の監督と同世代のスタッフばかりで、次回作が楽しみです。
ぜひ、IMAXで、「アレ」を体験して欲しいです。

https://www.imdb.com/title/tt1213641/

www.morigu.com のんびりしてます。