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bajjiを応援してくださっている皆さんへ

bajjiを応援してくださっている皆さんへ

コロナ禍の中、日々どのようにお過ごしでしょうか?皆さんがそれぞれ営まれている事業には大きな影響が出ていると思います。体調面では健やかにお過ごしになっていればと祈念しております。

今日もエンカウントがありました。bajjiが贈られています。いつもご利用ありがとうございます。

弊社では、bajjiユーザーの皆さんが何かアクションをして頂くたびに、社内メンバー全員にSlackで通知が飛びます。

その通知がくる度に、私を含め弊社メンバーは全員ほっこりと嬉しくなります。

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bajjiは新しい文化を生み出そうとしていました

リアルで出会うことの重要性、そしてそれを積み重ねることで出来る人との繋がり、そのうえに、相手への気持ちを贈るbajjiを買って頂く。

これまでに全世界で約9300回のエンカウント。5100回を超えるbajjiの贈り合いがありました。この短期間の間に、ここまで使っていただけるとは、サービスリリース当初は思っていませんでした。ゆくゆくは、1億回のエンカウントとbajjiの贈り合いを産み出したい。そう思っています。

bajjiのサービスコンセプトはあまりに新しい。それゆえにWebの記事ではなかなか伝わらない。そのため、サービスを広めるために、私たちがとった戦略は、「リアルのイベントを開催しまくる」という足で稼ぐ戦略でした。

ユーザーの皆さんが、新しいユーザーを誘って頂くことで急増し始め、先日1月15日に「公式リリース」と打たせていただきました。

しかしながら、その直後、コロナ危機がやってきました。

このbajjiという新しい文化を広めるリアルな戦略は脆くも崩れ去りました。

あらゆるイベントが中止・キャンセル

2月18日、Microsoftさんの代官山にあるスペースでのイベントを機に、あらゆるイベントが中止・キャンセルとなっていきました。

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それ以来現在までの2ヶ月、bajjiの文化を広める場を創り出せないでいます。

2月半ばから3月末にかけて、弊社メンバーは、大きな機能の開発に動いていました。

弊社メンバーの粘り強い、時に寝食も忘れるほどの頑張りで、その機能は3月末に完成しました。

3月に完成した2つの新機能

1つは、「ギフト&メッセージ付きbajji」というものです。

bajjiは100円から5万円まで200種類以上を用意していますが、あくまでbajjiというデジタルアートです。それをもらった誇りを画面に蓄積するものです。

そこにギフトとして某(緑色の)大手カフェチェーンの500円、700円、1000円クーポンを付与できる機能と、思い思いのメッセージを付加しブロックチェーンに刻むことができる機能を開発しました。

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なぜギフト付きbajjiを作ろうと思ったか。実際にリアルで出会った人に対して気持ちを示したい時、bajjiというマーク以外に、リアルで出会ったからこそ、リアルな世界で使えるプレゼントをあげたいという気持ちある人が多いと考えたからです。

この機能をリリースしようとする直前、このカフェチェーンは外出自粛の要請に対応し、都内などの7都府県の地域で営業を停止しました。そのため、いったんリリースのタイミングを検討することにしました。

もう1つの機能は、「イベント、ネットワーキングにおける人と人の交流の可視化」をするイベント管理機能です。
こちらはイベントオーガナイザー、コワーキングスペース運営者より要望があり、開発を進めてきました。

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スタートアップに限らず、あらゆる中小企業が自社サービスの拡大のために取る手段は、リアルでの接点でした。

イベントや、展示会、そして交流会。私はそうした場に行く時いつも感じていました。例えば、100人の参加者がいて、2時間のイベントとした時には延べ200時間が費やされている。その割に、得られる人との出会いが局所的であり、そこに誰がいたのか、どういうニーズを求めてその場にその人たちがいたのかを見いだすことは非常に難しかった。

それを解決するソリューションが、この機能です。この開発は非常に大掛かりで難航したのですが、弊社のメンバー全員が一丸となって取り組むことで完成しました。

そして、現在、ソーシャルディスタンスが最重要であり、緊急事態宣言が出された中では、この機能もリリースのタイミングを見計らっています。

ここまで素晴らしい機能を作り上げてくれた仲間たちの努力に対して、そして、サービスを使い続けて待っているユーザーの皆さんに対して、申し訳なさでいっぱいになりますが、関わるみなさまの安全と健康を最優先することにしました。

いま、どこに向かおうとしているのか

新たな展開としては、3月2日のCREWW社とのアライアンスと、3月4日のリモートエンカウント以来、お知らせできていませんでした。

外出の自粛
人と会わない
ソーシャルディスタンス
緊急事態宣言

政府が発表するこれらの言葉は、私にとっては、「bajjiを使うのを辞めるように」という言葉に聞こえていました。

あらゆるミーティングがZoomになり、自宅に閉じこもり、極力リアルで会うことを避ける。

bajjiが大事にしてきた「リアルでの出会いを起点とする人間関係、その上に成り立つ気持ちの印のbajji」

この社会情勢の中、リアルで出会うというエンカウントをなくそうか。もっと手軽に使えるサービスに改変しようか。無料で無制限に拡大できるように変えようか。

様々な考えがよぎりました。

私が出した答えはシンプルでした。

bajjiはいまのまま、コンセプトは変えない。

私もこの1ヶ月、Zoomをはじめとする様々なツールや、オンラインミーティングや、オンラインイベントをしました。しかし、どれも物足りない。確かに、会わずともできる業務はあります。しかし、会わねばならない、どうしても会わねばならないこともまた存在することを痛烈に感じました。

アフターコロナの世界では、また、必ず、再び、リアルで会うことの重要さが増します。それは今よりももっと増すでしょう。

ある種、コロナのおかげで、我々は、デジタルなコミュニケーション能力を伸ばすことができました。満員電車に1時間乗って、会社に行くことの一部(場合によっては多く)は無駄だったと気づきました。今までやってきたことの多くはデジタル化が可能でした。

一方、だからこそ、リアルで会うことを、アフターコロナでは取捨選択していくことになります。そして、そんな貴重な出会いを刻むbajjiは、アフターコロナの世界において、再び強烈に求められるようになる。そう確信しました。

そのため、今のbajjiを変えない。変えてはならない。そう結論付けました。

リアルでの出会いを起点にしているbajji。ユーザーの皆さんの中には、ご心配していただいた方もいたかと思います。ありがとうございます。

bajjiは、弊社は、弊社メンバーは全員元気にやっております。

新しいチャレンジ

bajjiは今のまま、変えない。変えてはいけない。しかし、現在の社会は大きく変わった。

そのため、アフターコロナの中に求められ、bajjiの良さをさらに引き立てる新規サービスの開発を弊社は始めました。いまそれを急ピッチで進めています。早く皆さんにお知らせできるよう、頑張っております。

是非とも引き続き、応援を頂ければ幸いです。

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