自己分析の診断結果を全員で開示し合うというチームビルディング
現在、感情シェアアプリFeelyouと、SDGs活動の進捗見える化をするメディアプラットフォームmySDGを運営しています。会社の名前はbajji。2019年4月創業なので、早いもので2年8ヶ月が経ちました。
幸いにも良いメンバーに恵まれ、いま在籍しているメンバーはすべて2年以上の在籍となります。そして、途中でコロナ禍になり、1年10ヶ月はフルオンラインが続いています。
沿革
会社としてはこんなステップで進んで来ています。
2019年4月:会社設立
6月:bajjiベータリリース
10月:この時点で、現在いる全メンバーが入社
11月(リリース5ヶ月目):資金調達約1億円を実施
2020年1月(7ヶ月目):bajji公式リリース
3月(9ヶ月目):コロナによりbajjiサービスを停止し、ピボットを決意
4月:新プロダクトFeelyouの開発着手
6月:Feelyouの事前登録を告知
7月:Feelyou iOSアプリリリース
8月:Feelyou Androidアプリをリリース
9月:Tech crunchにてピッチ
12月(リリース4ヶ月目):Feelyou Google playにて部門大賞を受賞
2021年1月(リリース5ヶ月目):Feelyouにて株式投資型クラウドファンディング実施。4000万円を調達
4月:Feelyou D2Cサイトをオープン
5月(リリース9ヶ月目):NHKにてアプリが特集される
11月(リリース15ヶ月目):b8taにてFeelyouが展示される
現在のメンバーが全員揃ってからの2年間は、こんな感じで、私の中では、激動だし、エキサイティングだと思ってたんですが、先日全メンバーにアンケートを取ったら、こんな回答が出たんです。
私は1つ思いました。「やばい」
え、「強くそう思う人」がだれもいないのか?と。
慣れ親しむところからどう緊張感を産み出すか
それ以降、最近考えていたことがこちら↑。
チームが和気藹々と仕事ができ、心理的安全性がある。それはもちろん大事ですが、緊張感を持って仕事に臨む、というのも片方で重要かなと思っています。
フルリモートになって、slackのチャットベースの仕事の進め方が基本。「お前、ちゃんとやれよ」とか、叱ることは皆無。顔が見えない中で、どうエンゲージメントを高め、やる気を引き出せるか。もちろん、全メンバー、がんばってやってるわけですが、そこに安住せずに、「もっとできないか」と思うわけです。
私のモットーの1つは、「逆境は成長の糧」
逆に言うと、逆境にならないと頑張らないタチです。逆境であればあるほど、燃える。普通の人にとってはパニックになりそうな逆境でも、私にはそれが心地よかったり、逆境であればあるほど、エキサイティングだと感じます。
でも、人はそれぞれ。安全な時ほど成果を出す人もいれば、逆境な時ほど成果を出す人もいる。チームでやってる時こそ力を発揮する人もいれば、一人になって頑張りたい人もいる。
もっとエキサイティングにするには、それぞれの人間の個性をもっと知る必要がある。そう考えたわけです。
なんか良いチームビルディングがないかなと思ってたところで、社内で、「ストレングスファインダー」という自己分析ツールが面白い、ということが話題に上がりました。社内では2名だけが受けたことがあり、他のメンバーは知らない、という状態でした。
自己分析の診断結果を全員に開示
こちらは、私自身の結果です。全国公開します。
こういうのを開示するのが、普通なのか、普通じゃないのかも分かってませんが。
今回のチームビルディングのアジェンダは次の通りです。
全員でストレングスファインダーを受ける
全員でその結果を開示する
ストレングスファインダーの結果を元に「自分はこういう人間だ」と自己紹介(5分づつ全員を回す)
1人ひとりに対して、全員から「無礼講で物申す」タイム。ストレングスファインダーで弱い部分を指摘する、こういうところがよくないというお小言など(2分づつ全員を回す)
1人ひとりに対して、全員から「ここがすごい!」タイム。(2分づつ全員を回す)
その後雑談
実はこういうことを言いたかった。実は、ここはこうした方がいいと思っていることがあった。でも、なかなか言い出せないこともある。そういうことが、この自己分析結果が出ることで、すごく話しやすい雰囲気が作れました。
うちのチームは、体育会系の要素は少なく、みんな言葉数はそこまで多くないタイプです。しかし、今回のチームビルディングは大方5時間ぶっ続けで議論(雑談)が続き、いままでにない盛り上がりを見せました。
あ、Aさんはそんな風に考えていたのか。
なるほど、Bさんはそういうところを嫌だと思うのか。
え、Cさん、あの時そこまで追い込んでたのか?
などなど、いろんな発見がありました。
また印象的だったのが、全員が満遍なく積極的に発言していた点でした。普段は結構淡白で、Zoomミーティングの時などは、私がばばっと方針や指示などを話しまくって終わり。そのままタスクに没頭するということが多かったのですが、今回はかつてないインタラクティブな議論の掛け合いが起こりました。
感覚的ですが、それぞれの個人をより広く、深く、知ることができた実感があります。
普段、というか今まで生きてきた中で、「自己分析」なんて私はしたことなく、また性格上、あんまり興味はありませんでした。
ただ、自分で、自分を自己分析する、というのではなく、「この人はこういう人なんだ」というのを、他者に読まれるということで、この自己分析は面白いツールになるなと思いました。
さて、いかがでしたか?
自己分析の診断結果を全員で開示し合うというチームビルディング
トライしてみるのを検討してみてはどうでしょうか?
ストレングスファインダーを全員で受けてみては?と発案した弊社メンバーのnoteもあります。ご参考までに
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