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金融業界に無縁な僕が1ヶ月でFP2級を取った話(前編)〜慣れこそが全て〜

 いきなり煽るような自慢なようなタイトルですみません。ちょっと嬉しかったのです。もし今後FPを受ける方の参考になればと思います。
 巷では「FPの資格は役に立たない」と言われる事があるようなのですが、僕的にはお金の勉強をするには便利な資格だと思います。知ってるだけで解消されるような不安もあると思います。
 自己紹介の記事では「スポーツが好き」と言っておきながらいきなり勉強系の記事ですが、お付き合いいただけたらと。

受験前の前提

 1ヶ月で取れましたが、誰でも取れるよという訳ではありません。僕は2級を受ける前の回で3級を受けて合格してます。僕のように実務経験がない人は、3級を持っているか講習を受けるかが2級受験資格なため受けていました。なので、まずは3級を振り返っていきます。

FP試験の概要

 3級も2級も午前と午後に試験が分かれています。どちらも6割以上の得点で合格です。詳しくは試験概要のホームページを参照してください。金財とFP協会と2団体ありますが、差は分かりません。僕は何となくでFP協会を選びました。

FP3級の受験動機

 動機は前述の通りお金の勉強です。仕事とは全く関係ないですが、気分転換に受けようとふと思いたっただけです。2級取れても問題は解けるけど、自発的なアウトプットは難しいです。しかし、用語や制度内容を聞いたことあるってだけでも、何かの機会に調べやすくなるとは思います。

FP3級の対策方針

 さて、本題の3級対策ですが、サマると「用語に慣れて過去問を解きまくる」。これに限ります。合格率が6-8割と高いので、慣れれば問題は難しくないです。ただ、初学の分野は慣れるのが大変です。例えば、年金終価係数という用語がでてきます。漢字も小学生が習うレベルですが、初学者は何の係数か分からないと思います。非線引き都市計画区域なんて用語は長すぎて読むのが大変です。ただ、慣れてるとすぐ読めて理解できます。そこまで持っていくのに労力が要ります。
 僕は9月の試験に向けて6月から対策を始めました。ただ、毎日勉強はできておらず、2週間何もしないという期間も何回かありました。言い訳ですが、仕事が忙しく……。なので、実働は1.5-2ヶ月くらいです。
 ここからは反省も踏まえた話になります。まずは勉強した実態のお話です。

FP3級の1stステップ

 まず6月頭からはテキストを読んでいました。テキストはネットでもよくオススメされている本です。できれば最新のものを買ってください。法改正に対応してるしてないがあるようです。僕は知らずに前の年のをAmazonで買ってしまってました。新しくても微修正だと思うので、BOOKOFFで中古買っても問題はないとは思います。

 ページ数は多いけど、そんなに読むのに時間はかからないと思います。読むときに意識するのは、後日忘れてもいいけど、読んだときは用語をちゃんと理解するということです。ぶっちゃけ、範囲広すぎて覚えきれないです。でも、忘れてから思い出す労力が、ちゃんと理解して読んだか否かで全然違います。なので、まずは用語に慣れつつ、理解することに徹します。

FP3級の2ndステップ

 読み終わった次は演習です。これも同じシリーズの問題集を使いました。これをまず午前の問題だけを解きます。1日で1章解いたら翌日はその復習という感じです。絶対に一通り全章解いてから復習はしないでください。解き終える頃には1章のことは忘れてます。なので、記憶が新しいうちに刷り込んでください。次のステップでたくさん問題を解くのでシリアスになりすぎなくてもいいですが、どの問題も1度は理由込みで正解できる状態にしておきます。

FP3級の3rdステップ

 次は過去問道場の利用です。ここで直近3年分を解きます。不安な人は5年分。問題集を解き終えてる状態だと、おそらく6割いくかどうかくらいで、問題文を読むことへの抵抗は少なくなってると思います。ひたすら解いて、正答率が8割超えるようにします。

FP3級の4thステップ

 続いて午後の対策です。午前問題で基礎固めができていれば、慣れればすぐできます。問題集で解いてみて、過去問道場で3年分解いきます。

FP3級のラストステップ

 最後は総復習です。過去問道場を使って、午前も午後もやった分を解き直します。9割以上安定してとれるようになっていれば十分です。もし余力があればもう1年分を初見で解いてみると、本番でどれくらい取れるかの実力試しになります。

反省点

 反省を踏まえての話として実態を紹介しました。反省点はどこにあると思いましたか?
 実は途中にも似たようなことを書いていまして、それはテキストを読み切ってから問題集に取り組んだことです。読み終わった頃には1章の事は忘れてました。途中全く勉強しない期間もあったので尚更です。なので、1章読んだら1章分解いてみるというのがおすすめです。1stステップの所をこの反省を生かしてやるのがいいと思います。

終わりに

 さて、3級でかなり書いてしまったので、今回はここまでです。やるべき事は2級になっても変わりません。問題のレベルが変わるだけです。1級は流石に趣味で受ける程楽ではないと思われますので、この勉強法が参考になるかはわかりません。
 また、3級は実は受かった証拠がありません。郵送されてくるはずが、届かず終いでした。2級を受験できてはいるので、受かってはいるはずです。過去の合否を見ることもできず……。自己採点では午前が87%、午後が90%解けていました。
 では、次回後編で2級のお話をしていきます。ぶっちゃけ、今回の話と大差ないのでお時間あれば読んでみてください。どれだけ焦ってたかを見ることができると思います。
 #FP2級 #FP3級 #勉強法 #ファイナンシャルプランナー

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