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ワールドカップ予選イラン戦を勝手に実況and感想を書いてみた
みなさんこんにちはnorisuke06です。
今回は完全な僕の一人遊びです!
先日行われましたバスケ男子日本代表のワールドカップ予選イラン戦を勝手に実況と感想まで書いていこうというなんとも誰得な内容です。
代表戦見たよという方は流し読み程度で良いかと思います。
バスケの試合を見たことない方。
申し訳ありません!!!
専門用語がバリバリ入ってますのでわからないことが多いかもしれませんが、近日、バスケの基礎用語を簡単にまとめたものを書くつもりなので、そちらを読んでもらえると多少はわかりやすくなるかと思います。
それでは一人遊び始めていきま〜す。
norisuke06的注目選手
僕的な注目選手を紹介していきますと。
イランではジャムシティ選手とヤクチャリ選手です。
前回の試合ではだいぶやられた印象があり、イランの得点に必ずと言っていいほど絡んでいる選手だと思っています。
本来ならさらに身長2m18cmのハダディ選手が加わるのでしょうが、今回はアキレス腱断裂の怪我のため欠場となりました。
イランとしてはハダディ選手がいないことによってリバウンドやインサイドの攻撃が薄くなる可能性があります。
対して日本の注目選手は日本バスケ界のホープ河村勇輝選手、2月上旬に日本国籍を取得したジョシュホーキンソン選手に注目です。
河村選手はスピード、パス、シュート、ディフェンスどれをとっても素晴らしいプレーを見せてくてる今最も勢いのある選手と言っても過言ではありません。
そんな河村選手が代表でどんなプレーを見せてくれるのかは見どころの一つです。
ジョシュホーキンソン選手はハードワーク、インサイドでもリバウンドに絡みスリーポイントも打てる選手で河村選手や他の選手たちとどんなコンビネーションを見せてくれるのか楽しみな選手です。
実況
両チームのスターティングファイブ
日本代表のスーターティングファイブは
PG 富樫勇樹
SG 比江島慎
SF 吉井裕鷹
PF 井上宗一郎
PF /C ジョシュホーキンソン
対するイラン代表スターティングファイブは
PG S.マシャエキ
PG B.ヤクチャリ
SF M.ジャムシティ
PF A.カゼミ
PF M.ハサンテフ
1Q
ティップオフは日本がボールを保持し、攻撃が始まります。
富樫選手がボールコントロールをし、ホーキンソン選手が富樫選手からパスを受け、そのまま1on1を仕掛けゴール下まで体を当てながら仕掛けていきます。
そこに井上選手が走って合わせ、日本が先制点を決める。
先制点後、イランが攻めます。
イランはジャムシティ選手にボールを預け1on1を仕掛けますが、これについていた吉井選手のGoodディフェンスでシュートは外れる。
その後、イランは身長差のある富樫選手に対しパワープレーを仕掛けていき、日本選手がヘルプへ行ったところでフリーとなったイラン選手にパスを出し、得点を決める戦術をとってくる。
日本は富樫選手のスリーポイントをきめるがファウルが重なり残り7分強の段階でチームファウルが4つとなる。
その後は点をとっては取られるが続くも残り時間5分30秒日本のしつこいディフェンスが効き相手のミスを誘う。
そのミスを利用し日本が連続得点。
交代で入った渡邉飛勇選手が1on1を仕掛け放ったシュートが外れるも自らリバウンドをとり決め返す。
残り時間4分、イランのPGがボールを運ぶも富樫選手と変わって入った河村勇輝選手のしつこいディフェンスでなかなか前を向くことができず、会場がざわめくが惜しくもファウルとなってしまい、すでに日本のチームファウルは5つに達しているためフリースローとなってしまう。その後日本のオフェンスが単調になりかけているところを河村選手が得意のドライブからペイントエリアへ侵入し、惹きつけられたディフェンスの穴をついたパスで得点をアシスト。さらには河村選手のスリーポイントを2本連続で決めるなどの活躍。
22−16で日本がリードして1Qを終える。
2Q
2Q開始から互いに得点が取れず、テーブス海選手がドライブからペイントアタックをするも足を滑らせ味方に出そうとしたパスをカットされてしまう。
そのまま相手が速攻を仕掛けるも井上選手がファウルで止める。
その後、須田選手がミドルシュートを決めるがすぐに相手のジャムシティ選手にスリーポイントシュートを決められ一進一退の状況。
残り7分30秒テーブス選手がステップバックからのスリーポイントを打ち相手のファウルを誘いフリースローを獲得。
スリーポイントシュートの際のファウルのため3本のフリースローを獲得し2本決め、29−19で10点リードとする。
その後、テーブス選手のGoodディフェンスで相手選手のミスを誘発し、イランがタイムアウトをとる。
残り時間5分、ホーキンソン選手がオフェンスリバウンドをとり須田選手にパス。
須田選手のスリーポイントシュートを放つもリングに嫌われてしまうが、東海大学4年で今回代表初招集の金近選手がリバウンドからそのまま押し込み、代表初得点を記録。
得点を36−22と日本がリードを広げる。
残り時間4分20秒ショットクロックギリギリの場面で相手のチェックを受けながらも金近選手がスリーポイントを決める。
残り時間3分2秒ホーキンソン選手がローポストでボールを受け、裏を走り込んできた渡邉選手にアシスト、渡邉選手のダンクでイランはたまらずタイムアウト。
タイムアウト明け、イランの攻撃でしっかりとディフェンスをした日本はその後は金近選手のスリーポイントが決まり、さらにイランのシュートを金近選手がブロック、その後の攻撃でもホーキンソン選手がシュートをきめ、最後は富樫選手のスリーポイント。
気がついたらこのクォーターだけで30点をとった日本。
52−29で折り返します。
前半の印象としては新戦力となるホーキンソン選手、金近選手の活躍が目立ち、富樫選手、河村選手、テーブス選手の三人のPGそれぞれのいいところが出た前半でしたが、ディフェンスでは時折コミュニケーションのミスやヘルプを意識しすぎて裏を取られてしまう場面が多いように感じる前半でした。
前半のスタッツでは日本はスリーポイントシュートの確率が47.6%と調子の良さが目立ちイランはスリーポイントアテンプトがあるものの決まっていないため0%と大きな差があります。
ゴール下のシュートも決められているため2ポイントシュートも52.6%と高確率
リバウンドも26対17で2ポイントの確率の高さの裏付けにもなるかと思います。(単純にリバウンドを取った数なので一概に2ポイントの確率に直結するとは言えませんが…)
アシスト11対5でチームバスケが相手よりもできていると言えるでしょう。
通常ターンオーバーは1試合10以下を目指したいところでありますが、日本は1、イランは3と互いにミスが少ない状態でした。
大幅リードを作れた要因としてスリーポイントの決定確率の差とリバウンドもしっかり取れていることからオフェンスのリズムを崩さずに攻めれていることでしょう。
後半ではディフェンスのコミュニケーションの修正は必要なように感じます。
3Q
河村選手が1on1を仕掛け得点を決めるスタート。
対してイランも日本選手に囲まれてしまうがしっかりインサイドに走り込み得点を決める。
河村選手のディフェンスにホーキンソン選手がピックアンドロール。
河村選手のアシストからホーキンソン選手の強烈なダンクを決める。
残り時間6分50秒。早めにボールを運びパスを受けた比江島選手がスリーポイントを決める。
残り時間5分23秒。河村選手のパスミスからイランの速攻の場面。
井上選手がファウルをして止めるが、アンスポーツマンライクファウルの判定になり、イランにフリースローとポゼッションを与えるも、井上選手自ら次のプレーで得点を決め挽回する。
その後は早いテンポで両チーム攻めていくが、日本はイランのキープレイヤーのヤクチャリ選手にシュートを打たせないように守り点を取らせない。
互いに点が伸びない時間帯にテーブス選手が早い攻撃からバスケットカウントをもらうなどいいプレーが続く。
残り時間16秒。最後の日本のオフェンスでテーブス選手が巧みなドリブル技術を見せつけ最後は持ち味のスピードで相手を抜き去りレイアップシュートを決める。
3Qは75―45でリードを広げる。
4Q
出だしから日本はピックアンドロールをうまく使い西田選手からホーキンソン選手にパスを出し相手のファウルを誘う。
その後、金近選手のリバウンドから富樫選手がコントロール、早い場面でホーキンソン選手にパスを出し、そのままダンク。
しかし、イランも負けじと早いボール回しからスリーポイントを打つ。
その後、イランの戻りが遅くなってきたところで日本は早めにハーフコートまでボールを運び点を決めたいところだが、パスミスやシュートを決めきれず少し重たい雰囲気となる。
富樫選手から河村選手へ交代し、河村選手が早速スリーポイントを決める。
その後も西田選手が相手のシュートをブロック。金近選手が4本目のスリーポイントを沈め、イランがたまらずタイムアウト。
タイムアウト明け最初の日本のオフェンスで河村選手、テーブス選手の2ガードにしたホーバスHC。
早速、テーブス選手の巧みなドリブルから金近選手が5本目のスリーを沈め、その次のオフェンスでも金近選手がディープスリーをバンクショットで決める。
この日金近選手は20得点を記録。
残り2分を切り得点は91―59。
イランとしては早く攻めて得点差を縮めておきたいところ。
しかし、早く攻めたいがあまりにシュートの精度を欠いてしまい、外れたシュートのリバウンドを日本がしっかり抑える。
残り44秒。日本の勝利は確実になるものの最後まで日本は粘り強いディフェンスと高い精度のスリーポイントを決め続け最終スコアは96−61の大勝となりました。
この勝利でワールドカップ予選の順位がイランと入れ替わり、3位に浮上。
次のバーレン戦にも期待がかかります。
最終スコアは
1Q 2Q 3Q 4Q
日本 22 30 23 21 |96
イラン 16 13 16 16 |61
感想
ランキングでは格上のイランに快勝できたのはすごいが、油断できないのはイランはキープレーヤーの2m18cmのハダディを欠いていたこと。
これだけ大きな選手がいるといないとではリバウンド争いの部分に大きな差が出るのは当然で決して楽観視はできなでしょう。
また、ゴール下ではホーキンソン選手が点を取ることができますが、他の永吉選手や井上選手、吉井選手などの日本人ビッグマンのシュート精度が低すぎるのも気になります。
自分より大きな選手が目の前に立ちはだかりながらシュートを決め切るのは難しいのですが、そこを決め切れるかどうかも非常に重要なところです。
仮に「ホーキンソン選手に厳しいマークがつきボールを持たせてもらえない状態になったら…」
「ホーキンソン選手が怪我をして出場ができなくなったら…」
そう考えたら日本人ビッグマンが点を取らないといけない状況になってきますよね。
日本人ビッグマンのシュートが入らないとわかれば相手は何を狙うかって、ビッグマンがアウトサイドの選手にパスを出すのをカットすることです。
そうなればファウルで止めるか決められるかのどちらかとなってしまいますので日本人ビッグマンにはゴール下のシュートの精度を高めてもらわないと相手もインサイドに意識が向かなくなってしまいます。
これからの課題だとしてもいつ何時に起きるかわからないことですから早めに解決したいですよね。
もう一つはハードショウをした後のディフェンスのローテーションはまだまだ発展途上なのかなと感じました。
コミュニケーションのミスなのか選手のシステム理解がまだ浅いのか分かりませんが点を取れても守りができなければ意味がありません。
この辺のディフェンスのシステムはBREXの佐々さんの知恵を借りてみたりするのもありなのでは!?
せっかくの勝利をネガティブな感じで終わらせるつもりはありません。
次はポジティブな感想です。
ホーキンソン選手、金近選手、河村選手、テーブス選手と若手が大活躍のゲームとなったことは本当にポジティブな要素だと思います。
今まで帰化枠はエドワーズ選手やファジーカス選手、エヴァンス選手の起用をしてきましたがいまいちホーバスHCのバスケに合わないような気がしていましたが、ホーキンソン選手は常にハードワークをしており、スリーポイントも打てます。
もっともっとホーキンソン選手自体がホーバスHCのバスケの理解が深まれば帰化枠で定着する可能性も大いにあると思います。
また、同じく初選出の金近選手がデビュー戦で20得点の大爆発は正直驚きで、これからBリーグの各クラブも金近選手を狙うかもしれませんね!
今回注目していた河村選手もスリーポイントに1on1を仕掛けたりとオフェンス面での貢献度は高く、オフェンスが重たくなってきた場面での起用されるところを見るとホーバスHCの信頼も厚いのだと思います。
ディフェンスでも惜しくもファウルとなってしまいましたが、イランの選手に簡単にはボールを運ばせてくれないという印象を植えつけたGoodディフェンスもありました。
テーブス選手も富樫選手、河村選手よりも長身でその分1歩の幅が大きいので相手も慣れるのに大変でしょうが、日本にとってはいいインパクトになります。
まだまだ荒削りな部分もありますが今シーズン確実に成長をしていると思います。
積極的なシュートもそうですしパスの精度も上がっています。
昨シーズンまで所属していた宇都宮BREXにいた時よりも体もひと周り大きくなりフィジカルも強くなったようにも感じます。
ワールドカップ予選は次のバーレン戦で最終となりますが今回のイラン戦に勝利したことでグループ3位に浮上した日本。
本戦を見据えるとなると今回の代表メンバープラス海外組の八村選手、渡邉選手、富永選手、馬場選手を加えての選考となってきます。
PGでは富樫選手、河村選手、テーブス選手、富永選手の四人が代表の座を争うことになるわけですから非常に熾烈な争いになりそうです。
まとめ
今回は男子日本代表ワールドカップ予選のイラン戦を勝手に実況and感想を書いてみました。
Bリーグのゲームも面白いですが、代表は代表で面白いですね。
メンバーの中に八村選手や渡邉選手が加わることでさらに盛り上がるのですが、今回はNBAのシーズン中なので不参加でした。
ワールドカップ本戦では参加してくれると思うので楽しみです。
次回はバーレン戦を勝手に実況and感想を書いてみようと思いますので次回もよかったら読んでみてください。
それではまた。
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