【必見!!】偉大な教師になる方法を教えます!!
みなさんこんにちは。
のりそらです。
本日の目次です↓↓
偉大な教師になる方法を教えます
『偉大な教師になる方法を教えます』というテーマでお話をしていこうと思います。
今回のお話では、教師としてより高みを目指したいと思っている方やこれから教師になる方で、どんな先生になることを目標としていけば良いかとロールモデルを探している方、現在子ども達との関わりで、どうもうまくいかなくて悩んでいる方など、教師として子どもの成長を最大限に引き出せる教師になりたいと思っているけどうまくいっていない、何とか子どもの成長を引き出せる教師になりたいと思っている方、そういった方向けにお話をしています。
この話を聞くことで、マニュアルがある職業ではない教師という職業において、どうやったら最大限に子どもの力を引き出せる教師になれるのかが分かるようになります。
では、早速本題に入っていきたいと思いますが、
その前に、私の日々の活動では、 教員歴18年、小中特別支援学校と義務教育の全校種での教員経験を生かして、教育に関わるテーマを毎日1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
また、その延長線上に、『教育に選択肢を、人生に革命を』をモットーに、経営理念を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCOOLの創造とした次世代の学校を作りたいと考えて活動しています。
今回の話を聞いて、少しでも勉強になったとか、また一緒に考えたいと思っていただけた方は、これまでの内容も見ていただけると嬉しいです。
という感じでいよいよ本題なんですけど、いい先生を通り越して、偉大な先生ってどんな先生だと思いますか?
偉大な教師とは、生徒の心に火をつける
その答えは、『生徒の心に火をつける』ことができる先生なんです。
頭に浮かぶ先生がいますか?
アメリカの教育者に、ウィリアム・アーサー・ウォードという方がいました。
いましたというのは、もう亡くなってしまっているんですね。
その方がこんな言葉を残しています。
普通の教師は、言わなければならないことを喋る。
良い教師は、わかりやすいように解説する。
優れた教師は、自らやってみせる。
そして、本当に偉大な教師というのは、生徒の心に火をつける。
どんな風にお感じになられましたか?
一つひとつ見ていきましょうか。
普通の教師は、言わなければならないことを喋る
まず、『普通の教師は、言わなければならないことを喋る』です。
先程、教師にはマニュアルがないという話をしました。
本当にありませんよね。
あえていうなら、”学習指導要領”これがある種のマニュアルにあたるのかもしれませんが、日々の児童生徒指導において必要な知識や行動については書かれていません。
よってやはりマニュアルはありません。
しかし、ここで言う『普通の教師』からは、無いはずのマニュアルの匂いがします。
『言わなければいけないことを喋る』マニュアルはないけれど、言わなければいけないことはあるのがわかりますか?
例えば、朝の連絡とか、授業の内容とか、服装が乱れていたら「直しなさい」とか。
そうなんです、マニュアルはないけれど、暗に言わなければならないことはたくさんあるのです。
それらを”ただ伝えるだけ”の教師は普通の教師だと言っていると解釈できませんか?
もっと言うと、伝えるでもなく、”喋る”という風に言っています。
もっと稚拙な感じがしますね。
『言わなければならないことを喋る』=『普通の教師』、何が悪いの?当たり前のことをしているまでじゃん!と反論がきそうですね。
では、次の段階の教師を見ていきましょう。
良い教師は、わかりやすいように解説する
続いては、『良い教師は、わかりやすいように解説する』です。
先程の『言わなければいけないことを喋る』から『わかりやすいように解説する』に変わりました。
この違いの分が、『普通の教師』と『良い教師』との差なのでしょう。
では、どう違うのか?
何となく授業場面がイメージしやすそうなので、授業で考えますか。
普通の教師は、聞く側の児童生徒の反応をおざなりにして喋ります。
一方、良い教師は、児童生徒の反応を見て、解説していきます。
どちらが児童生徒の力を引き上げることができるかは明らかですね。
加えて、教える内容のポイントをしっかりと熟知している感じが伝わります。
教材研究の深さや教科に対しての専門性の高さなども窺えますよね。
授業以外の場面ではどうでしょうか?
例えば、あいさつについて指導するとしましょう。
ただ、『あいさつをしなさい』と喋るよりも、なぜあいさつをする必要があるのかそれを『わかりやすく解説する』方が、やはり児童生徒はあいさつをするようになるでしょう。
このように、教師の仕事は、ただ、児童生徒に”言う”だけでは足りないものがあるのです。
では、続いての段階に行ってみましょう。
優れた教師は、自らやってみせる
続いては、『優れた教師は、自らやってみせる』です。
これまで、最初の『言わなければいけないことを喋る』から『わかりやすいように解説する』に変わりました。
そして次は、『わかりやすいように解説する』から『自らやってみせる』に変わりました。
さあ、どんな違いを感じますか?
また授業場面で比較してみましょうか。
授業内容を『わかりやすいように解説する』のと、授業内容を『自らやってみせる』の違いは何ですか?”言っている”のと、”やっている”の違いですね。
お手本を見せる事ができるということではないでしょうか?
いくつかことわざ的なものが浮かんでいるのですが、まずは、「百聞は一見に如かず」ですね。
言って聞かせるより、実際に見せる方が理解が早いということですね。
授業では、まずやってみせて、その後解説して、という流れの方がわかりやすくないですか?
私は、そんなイメージをしています。
では、授業外ではどうか?
先ほどのあいさつを例にしますか。
優れた教師は、あいさつを先生自らがやってみせる(やる)ということです。
そのあいさつが心地よいものであれば、児童生徒は、自然にあいさつをするようになりますよね。
またことわざが浮かびませんか?
いや四字熟語かな?
そう、『率先垂範』です。
教師自らがやって見せるのです。
優れた教師は、教えることの価値を理解しているので、実際に自分がやってみせる事ができるのです。
さて、これ以上があるのかと思ってしまいますが、最後です。
偉大な教師というのは、生徒の心に火をつける
『偉大な教師というのは、生徒の心に火をつける』です。
さあ、これまでの先生たちとはどう違うのでしょうか?
端的に言えば、児童生徒のことをよく見ている教師を言うと思います。
『生徒の心に火をつける』とは、生徒に大きな変化を、もちろんプラスの変化を起こさせるきっかけをつくれるということです。
では、どうしたらそのきっかけがつくれるのかと言ったら、日頃から児童生徒のことを見ており、一人ひとりの特性を理解しているとともに、その子が現在どんな状況にあるのかを理解しているという事が不可欠だと思います。
絶妙なタイミングでの、児童生徒の心に響く声かけが『生徒の心に火をつける』となると考えます。
教師の仕事は、ただ、児童生徒に”言う”だけでは足りないものがあると先ほど述べました。
教師の仕事は、児童生徒にプラスの行動変容が見られるような”適切なアクション”を起こせてこそ、本当に価値があると言えます。
偉大な教師とは、これができる教師です。
『先生のおかげで、人生が変わりました』こんな風に言ってもらえたら、教師冥利につきますよね。
でも、こう言ったことは、漫画やドラマの世界の話ではなく、現実にそこら中にある話です。
教師だったら、こんな言葉がもらえる教師でありたいですよね。
でも、こんな気持ちもありませんか?
そうは言うけど、現実はあまりの忙しさに児童生徒を見ている余裕がない、と。
その通りですよね。
どんどん児童生徒との直接的な関わり以外の仕事が増えていき、『生徒の心に火をつける』だけ児童生徒を見られていない現実がありますよね。
でも、本当にそれでいいのでしょうか?
教師の課題:理想と現実
どんな先生になりたくて教師になったのですか?
「初心忘るるべからず」とはよく言ったもので、この言葉が響くのは、意識していないと初心を忘れてしまうからです。
極論、理想を失って教職に就いているくらいだったら、他の仕事の方がよくないですか?
だって、それだけ今の教員の世界は厳しいですもの。
児童生徒との時間を失うほどの本来と違い意味での忙しさ。
それゆえ子ども同士のトラブルが起こってしまい、見ていないから余計にこじれ、保護者からのクレーム。
もう本末転倒ですよね。
でもしょうがない、とあきらめるにはしんどすぎます。
それでも、それでも、私たちは、
結論:生徒の心に火をつける
『生徒の心に火をつける』ことができる教師を目指すべきです。
それでこそ教師です。
そうあるために、優先順位をつけましょう。
この優先順位は、どんな時も大切にする教師としての軸です。
”児童生徒が学校にいるうちは、児童生徒が最優先” 以上です。
他の仕事は、児童生徒がいなくてもできます。
だから、あらためて、”児童生徒が学校にいるうちは、児童生徒が最優先”この軸をしっかりもってやっていけば、児童生徒や保護者から信頼される『偉大な教師』になれるはずです。
どうせやるなら、そこを目指していきませんか?
まとめ
さて、今回は、『偉大な教師になる方法を教えます』というテーマでお話させていただきました。
教師という仕事は、本当に尊い仕事ですよね。
ですよね?
ですよね?
って確認しなければネガティブな返答が返ってきてしまいそうなほど、現実が厳しすぎる世界ですよね。
教師が、今回お話しさせてもらったような本質的な教師になるには、環境も大きく影響します。
それには、大規模な改革が必要とさえ感じます。
現場は本当に必死です。
その必死さが『先生のおかげで・・』と報われるような教育界にならなければなりません。
”教師を魅力のある職業に”という文科大臣のお話がありました。
本当にそうなることを切に願って止みません。
どうか、もっともっと教師がやりがいをもって職務にあたれるような環境になりますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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