散歩タイポグラフィ。monologue17

2024年5月22日 07:13

皆さん、おはようございます。クリエイターの「のりしろ太郎」です。
私は「monologue（モノローグ）」と題して、私の内面から湧き出す言葉や想い、私の蒐集品、日常のたわいもの出来事など、つらつらと独り言を語らせていただきます。このmonologueでは、私にとって壮大な目標を掲げています。それは毎日投稿することです。とは言いつつも、今日の投稿でまだ17回目です。まだ始まったばかり。それでも、3日坊主にならず、4日、5日…気がつけば1週間、2週間…そして今日で17日目と連続投稿記録が伸びています。この調子で、まずは100日連続投稿を目標に掲げて書き綴ります。皆さんの「フォロー」「すき」「コメント」が執筆の大きな励みになります。どうぞ応援のほどよろしくお願いします。
今回は「散歩タイポグラフィ」と題してお送りします。では最後までお付き合いよろしくお願いします。

どこへ行くのも車。もちろん車でドライブも楽しいけど、たまにはご近所をゆっくり散歩なんて、良いものです。

私は、石川県金沢市の中心地から少し外れた山手に住んでいます。郊外ということもあり移動手段はどこに行くの車です。隣町という近場に用事であっても、つい車を使ってしまいます。車ってスピード出ますからね、目的地まで短時間で疲れることもなくなんなく辿り着くことができます。その代償として、体の脂肪は燃やさず貴重な資源の化石燃料を燃やして進みます。すれ違う風景は時速50kmという途方もない速さで過ぎ去り、目に止まらないほどに変わりゆくその光景は記憶に止まってはくれない。形式を眺めている暇も余裕なんかもない。まぁ、車はお金はかかるが、疲れないし、楽だし、便利だし…ついつい田舎者は歩かずに横着して車で移動してしまうのです。

ピンクとグリーンの配色が可愛いお気に入りのコムデギャルソンのスニーカーを履いて出かけるとします

そんなこんなで、くるまばっかりもどうかなと。近頃は毎日決まった時間ってわけじゃないんですが、歩くようにしています。ポストへ郵便を入れに行ったり、お酒を飲んだ帰りは運転代行は使わず、酒を覚ましがてら長い道のりをのんびりと歩いて帰ったり。歩きは、車では見えなかった景色に気づきます。それはほんと何気ない風景なんですけど、花壇のお花が綺麗に思えたり、こんなところにこんなビルあったっけ？とか、面白い看板をみつけたり。

こちらはイラストレーターじゃないんですが、Adobeのアプリ。「Character Animator」。モーションキャプチャー技術で人の顔の表情、声や動きに合わせて、キャラクターがアニメーションします。

私はグラフィックデザインのお仕事を長年やっています。今でも、企業のパンフレットやチラシなど、主に広告に関するモノをつくっています。世間一般の方よりも文字「フォント」には少々うるさいんですよ。フォントの種類、太さ、文字組み、文字間隔、レイアウト…ヒラギノ角ゴシック、ヘルベチカにFUTURA。私が、この世の中に膨大に存在する数あるアプリケーションの中で最も好きなアプリがAdobe Illustrator。イラストやグラフィックを制作できる史上最もクリエイティブなソフトです（私の主観）。グラフィックデザイナーにとって命の次に大事なアプリです。これを使いこなせないとグラフィックデザイナーは食べていけません。広告制作する上でどうすれば消費者のハートを掴む広告が作れるのか、どうすればわかりやすく伝えられるか、日々奮闘して文字の扱いに頭を悩ませて仕事をしています。
ずいぶんと前置きがずいぶん長くなりましたが、ただ散歩するのもアレなんで、散歩しながら、道中で見つけた文字たち「タイポグラフィ」をカメラで記録して採集いきます。面白い文字に出会えたときには嬉しくて笑えてきます。何気ない街中の風景がエンターテイメントの世界に変わります。散歩タイポグラフィは、ほんとに面白いので、皆さんも私と一緒にカメラを持って散歩に出かけましょう。いつだって？今でしょ。

タイポグラフィとは…
もともと活版印刷の技術でしたが、時代の変化とともに今では下記2つのような意味合いで使われています。
読みやすいフォント（文字の種類）で適切な位置に文字をレイアウトしていくこと。文字で1つのデザインを作ること。
私たちが普段何気なく見ている本やWebサイトも、全てタイポグラフィによってスラスラと読めるように考えられて文字が配置されており、広告で自然と目に入ってくる文字も計算されたタイポグラフィによるものなのです。

デジタルハリウッド大学ウェブサイトより抜粋

散歩タイポグラフィのお供。愛機カメラPanasonic LUMIX S5を連れ出します。

散歩タイポグラフィに持ち出すカメラ

今回、散歩タイポグラフィに持ち出すカメラはこちらのPanasonic LUMIX S5です。レンズは小型軽量かつ便利なズームレンズ20-60mm F3.5-5.6です。広角側20mmなので、広く撮れて便利です。通常の標準ズームレンズは24mmスタートであることが多いので、この4mmの差はけっこう大きいんです。小型軽量で散歩タイポグラフィのお供に最適。スナップ撮影におすすめの私の推しの子カメラです。
それでは、カメラ片手に散歩タイポグラフィを始めましょう。

〈速度落とせ〉

〈おまちください〉

〈警〉

信号機に取り付けられたボックスの「警」の文字。スプレーですかね、ステンシル文字です。

朝日と陽射しをかたどった紋章「旭日章（きょくじつしょう）」。
日本の警察や国家機関の徽章として用いられる。

〈下水〉

〈消火栓-水〉

〈栓水止〉

〈バルブ〉

〈ガスバルブ〉

〈歩行者専用道路〉

〈学童注意〉

〈軽〉

〈治療院〉

〈止まれと止マレ〉

写真の中に止まれが3つ。止まれ三昧。運転手さん、そこまで言うんだから、しっかり止まってください。

出来立て、書き立てホヤホヤ〈止マレ〉
私は気がつきました！こちらはこれまでのように「止まれ」ではなく「止マレ」だと言うことを！誰か褒めてください私を。って、誰も褒めてくれないか…失礼しました。

〈電話交換局〉

〈さくの中へはいらないように NTT金沢〉
そんなこと言われると入りたくなるけど、入っちゃだめよ。

〈消火器〉

〈↑注意〉

〈川をきれいにしましょう〉

〈公民館〉

〈1984 14-500 125 日本海〉

〈金と金沢中けいさつ〉

〈金沢中けいさつ署〉
近所の散歩とは別の日に撮影した一枚。金沢歌劇座の駐車場から撮影した「金沢中けいさつ」の文字。みえるかなぁ。見えないか…

これでは、どうですか。プレーンなデザインが良いですね。今日の散歩タイポグラフィで一番おしゃれかも。

〈金〉
写真中央になびく紫色をした旗を拡大。これは金沢市の旗ですね。よ〜く見るとかなり遊んだ文字をしてます。

〈空〉

〈ルノー〉

散歩しながらタイポフラフィ探しって面白い

散歩タイポグラフィをしていると、時間があっと過ぎてしまいます。1km進む間にいろんな文字を発見しますからね。今日はちょっと散策しただけで、こんなにもタイポを採集できました。これらの文字を写真や動画で撮っていると、ほんとあっという間に1時間が経過します。私の近所は長閑で比較的タイポが少ない街だと思います。繁華街なんかだともう100m歩くだけで大量捕獲になると思いますよ。100m進むために1時間かかったりして。皆さんもカメラ片手に散歩タイポグラフィを楽しんでみてはいかがでしょうか。楽しいですよ。

散歩タイポグラフィで使用したカメラとレンズ

今回持ち出したカメラPanasonic LUMIX S5と20-60mmズームレンズは、小型軽量でスナップ撮影に持ち出すには最適なカメラです。私はプライベートで散歩しながらの撮影では、頭を空っぽにして、絞りや露出とか細かいことを気にせず、カメラ任せのiA（インテリジェンスオート）モードで撮影することも多いです。難しいこと考えず「あっ！」「おっ！」と思った瞬間にすぐさまシャッターを切って、日常を切り撮っています。興味を持たれた方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

〈今回使用したカメラとレンズ〉
カメラ　Panasonic LUMIX S5
ズームレンズ Panasonic LUMIX 20-60mm F3.5-5.6

＊商品詳細はAmazonアソシエイトのリンク先となっております。

noteで連載中の「monologue」ですが
YouTubeにて、VLOG版の投稿もはじめました

現在noteで毎日投稿という目標を掲げ連載中のとあるクリエイターの独り言「monologue（モノローグ）」ですが、noteで記事から再編集し、YouTubeでも動画投稿します。こちらは毎日投稿じゃないんですが、極力、投稿頻度をあげていきたいと思っています。YouTubeのチャンネル登録・高評価も m（_ _）m

クリエイター「のりしろ太郎」の日々の活動・お仕事の詳細は、十月のオクトパスのWEBSITEをご覧ください。写真や動画、映像制作のご依頼も承ります。

よろしければサポートお願いします！いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます！