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2022 J2第5節 ファジアーノ岡山 vs 横浜FCに際して

昨日から始めたnote。自分が想定していた以上の反響をいただきました。ありがとうございます。選手への期待 MF/FW編はまた気が向いたときに書かせていただきます~GK/DF編は以下に殴り書きさせていただきました。まだの方はこちら↓

横浜FCは2022年のJ2リーグにおいて、内容はまだまだながらも開幕4連勝とこの上ないスタート。

応援しているチームの調子が良いとやはり気分は良いものなので、フットワークは軽くなる。

そんでもって、やめときゃ良いのに、次節の相手の予習でもしようかなと、対戦相手 ファジアーノ岡山さんの試合映像を見ようと、前節のFC町田ゼルビア戦、その前の栃木SC戦、徳島ヴォルティス戦なんかも見てみたんですが、

どの試合もあの男が画面に映ってるんですよ…そう、彼ですよ、





木山 隆之 監督…

出典:J.LEAGUE

そうか、岡山さんは元横浜FCの有馬 賢二さんが退任され、今年から木山さんが監督になったんだった…

横浜FCファン、サポーターの中でもそうそう多くはないと思うが、私はki ya ma-ka n to kuという音の響きを聞くだけで悪寒に襲われ取り乱してしまうほど、彼が率いるチームに対して苦手意識がある。何故だろう。

当然、木山監督が構築されるチームはいつも手堅く、しっかりと組織を形成される良いチームであるのは、J2生活が長いので良く知っているのだが、そのような監督は他にもいる。
なぜ、木山監督に特に苦手意識があるのだろうか?

今回は横浜FCと木山監督の激闘の歴史を振り返り、なぜそこまで私が苦手意識を持ってしまったのかを考察してみたいと思う。(はい、そこ。誰も興味ないとか言わないよ~)

対監督の振り返りなんて、専門誌のちゃんと人が分析しない限り需要なんてない……なんてことは分かってますから!

あとがき:はっきり言って、以下は試合結果の羅列となりつまらないです。

横浜FCと木山 隆之 激闘の歴史

木山監督について天下のWikipediaで調べてみると、彼の監督キャリアのスタートは2008年の水戸ホーリーホックだったらしい。当時の記録ではJリーグ史上最年少の監督だったらしい(今はどうか知らん)。すごい人じゃん。知らんかった。

2008年といえばちょうど横浜FCが初めてJ2に出戻った年じゃないか…木山監督と横浜FCはずいぶんと長い付き合いなのね。

出会い:2008年~2010年 vs木山監督(水戸ホーリーホック)

2008年

この年のJ2は同じチームと3回対戦する3周り。過酷だね~。横浜FCの監督は都並さん!懐かし~

初対戦は2008年3月29日 J2第5節で結果は2-2のドロー。横浜FC側のスコアラーはアンデルソンと三浦 淳宏(現ヴィッセル神戸監督)!!こちらも懐かし~
2戦目はJ2第22節で1-0の勝利。スコアラーは難波 宏明(現FC岐阜クラブアンバサダー)。
3戦目はJ2第44節、3-2で勝利。スコアラーは難波、難波、アンデルソン。

この年は2勝1分で、苦手というよりもむしろお得意様ぐらいの感覚だったのかもしれない(もう全く記憶にございません!)

Jリーグデータサイトから雑な切り取り

2009年

この年のJ2も3周。横浜FCの監督は樋口 靖洋さん(現ヴィアティン三重監督)。

初戦の第9節は難波の得点で1-0勝利。第27節はスコアレスドロー。
第38節は1-1のドロー。スコアラーは中野 裕太で、たしかブザービーターの超ゴラッソだった気がする!!
中野選手は2021年いっぱいで現役を引退されましたね。まさにFC刈谷を象徴する選手だったと思います。お疲れ様でした!!

なかなか横浜FCでは結果が出なかった樋口監督でしたが、水戸さん相手には1勝2分。この時点では木山監督の戦術にあまり苦手意識はなかったですね。たぶん。(覚えてない)

2009抗争結果

2010年

この年からJ2は現行と同じ2周のフォーマット。横浜FCの監督は、この年から岸野 靖之さん、通称”赤帽”。走覇!!(この3年、監督変わりすぎだろ!)

初戦は第11節で1-3で惨敗!走らなアカン。第33節はシュート23本の猛攻でリベンジ達成!(まったく覚えてない!)

この年は1勝1敗で、苦手意識を植え付けられるほどやられた感じではなかったんだろう(覚えてないけど)

2010抗争結果

衝撃:2012年 vs木山監督(ジェフユナイテッド千葉)

2010年限りで水戸ホーリーホックの監督を退任され、2011年は清水エスパルスでヘッドコーチを務めた木山監督。2012年からジェフさんの監督に就任されます。監督として確実にキャリアアップしていた感じですかね。
横浜FCの監督は三年目の岸野 靖之さんでしたが…

この年の初戦は第3節。試合前から「言い訳無用。引き分け以下で 赤帽グッバイ!」と物騒な弾幕が掲げられる中、あぁ無情…0-3で惨敗!!前年からちぐはぐだった岸野さんはこの試合後に解任になりました。
こういう時の横浜FCは決断が早い!(というか、そもそも前年末に切っておけよって話ですが。)

出典:Twitter @volare2011さん

次の対戦は第24節。監督が横浜FC OBの山口素弘さん(現名古屋グランパス執行役員ゼネラルマネジャー)になってからは横浜FCは破竹の勢い。一時はJ2最下位に沈むもこの試合前に7位となり、勢いをもって挑むも…0-1の惜敗。

本来であれば2回で対戦終了ですが、この後、横浜FCは驚異的な追い上げで最終的に4位となり、前年から始まったJ1昇格プレーオフに進みます。その一回戦はJ2 5位のジェフさんと我らのホーム ニッパツ三ツ沢球技場で対戦することとなりました。

シーズン終盤4連勝でフィニッシュし、破竹の勢いだった横浜FCなら必ずやってくれる!引き分けでもいいんだからなんとかなる!とサポーターはみんな思っていましたし、自信も少なからずあったと思います。

結果は、ご存じの通り…

0-4 惨敗!!討ち死に!

これでなんとなく分かってきましたね。私が木山監督に苦手意識がある理由は、自信満々に挑んだこの試合のトラウマが原因なんじゃないかって…

トラウマとは心的外傷、つまり「心の傷」を指します。その人の生命、存在に強い衝撃をもたらす事象を外傷性ストレッサーと呼び、その体験をトラウマ体験と呼びます。トラウマは単なるストレスとは意味が異なり、過去に起こったストレスフルな事象が、後の人生に様々な影響を及ぼしているような意味で使われます。

医療法人中沢会 上毛病院ホームページより


再会:2015年~2016年 vs木山監督(愛媛FC)

なんとなく原因が分かったので、これ以上続けるのもあれですが、過去を振り返るいい機会なので続けたいと思います。面白味はゼロです。本当にゼロです。

2015年

2015年の対木山監督初戦は第16節。横浜FCに所属していた経験のある西田 剛に恩返し弾を食らうなど散々な内容で0-3敗戦。

西田選手も2021年をもって引退されましたね。個人的に、彼は愛媛FC魂の象徴だったと思います。
ハマの爆撃機
本当にお疲れ様でした!!

34節では横浜FCがホームでリベンジに成功しますが、この年の愛媛FCさんはとてもアグレッシブかつ守備が整備されていて、とても良いチームだった記憶があります。さすが木山監督。

2016年

この年は第5節は0-0、第34節は0-3と一回も勝てなかったんですよね~2016年といえばイバ(現在フリー、Jリーグからのオファー待ちだそうですよ!)が加入し、クラブ自体がだんだん良い方向へ舵を切り、2019年の昇格への歩みを始めた年ともいえるわけですが、この年は愛媛さんに勝てなかった。本当に2015年、2016年の木山監督のチームはgood teamでございました。


激闘:2017年~2019年 vs木山監督(モンテディオ山形)

愛媛FCで結果を残した木山監督は、2017年からはモンテディオ山形の監督に。そろそろ書いていても疲れてきましたが、それぐらい横浜FCと木山監督って付き合いが長いってことなのね…もう疲れたから横浜FCがちゃんと動画を残すようになってくれた2018年からはダイジェスト見てくださいまし。

2017年

この年は第19節が瀬沼 優司に後半ロスタイムに決められ0-1の負け。第37節は0-2で力負けと、普通に2連敗。
本当に木山監督って堅い良いチームを作り上げられますよね。

2018年

第5節に対戦した際はアウェイで3-2の勝利。試合後に祈りをささげるタヴァレス監督が、二日酔いのおっさんのように見えたんだっけな。

第22節は後半ロスタイムに佐藤謙介が押し込み執念の同点。本当に木山監督が作り上げるチームは、一筋縄では勝たせてくれない。

2019年

昇格を決めた2019年ですが、山形さんからは一度も勝利を挙げられませんでした。
初めの対戦は第2節で、松井 大輔(現Y.S.C.C.横浜でサッカーとフットサルの二刀流挑戦中)のセンターバック起用という奇襲に打って出るも0-2の敗戦。

第30節の対戦では、中村 俊輔をトップ下で先発起用するも、決定機を決めきれずスコアレスドロー。やっぱり固いチームを作りますよね。木山監督。

そこに居るはずはないのに:2020年 vs木山監督(ベガルタ仙台)

昇格したのでもう対戦しなくて良いと思ったら、なぜか木山監督も個人昇格してJ1でも対戦することとなった。なんでやねん。
ちゃんと調べてないからわからないけど、ジェフさんと京都さん以上のズッ友なのではないだろうか。

この年からダイジェストからチャントが消えていて、なんだかさみしいですね…4節、22節共にドローでしたが、4節は六反、22節は松尾が接触プレーに起因する怪我を負ってしまい、あまり良いイメージは残らなかった試合となりました…

まとめ

最初は何やら面白くなるかな…と思って書き始めたのですが、盛り上がりどころもなくただ過去の試合結果を眺めるだけの苦行となってしまいました。居ないとは思いますが、ここまで読んでしまった方がいたら大変申し訳ない。お詫び申し上げます。

なんならただの木山監督好きの文章になってますよ・・・


横浜FCのこれまでの木山監督との通算対戦成績は、

6勝9敗7分

と、勝ち越しさえしていないものの、大幅に負け越しているわけではなく、そこまで苦手意識は持たなくていいレベルであると考えられます。私が震えあがっていたのは2012年のトラウマのせいですね…

まぁ、チームそのものの戦力差や日程、その他の影響を完全に無視したデータなので、統計学的にこれで何かしようと統計の権威に相談しようもんなら一発で破門間違いなしですが、そこまで恐れることはないと言えそうです。

なので、

【過去のデータなんてどうでもいいから、今年のチームを信じて応援しろ】

という、当たり前の結論が導き出されました。

っていうか…J2に降格して木山さんと対戦しなくていいと思ったら、なんで木山さんまでJ2来るのよ…
さすがズッ友だね。

今週末の岡山戦。タレントぞろいの岡山さんですが、今の横浜FCの選手ならなんとかしてくれるでしょう!
応援しましょう! 


それにしても、こういうまとめは労力の割に本当に面白くないな…次回からはこういうのはやめようw

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