ワクチンを打ってもコロナに感染するワケ

コロナ、PCR、そしてワクチンに関する今の混乱は、結局、当初から主張されている、

PCR陽性=感染者、病人、ではない、

というところに戻って行く。

RCR陽性者数はPCR陽性者数でしかなく、感染者数ではない。

ウイルスが体内に入ったからといって、それが必ずしも体に根付き病気を引き起こす訳ではないからだ。

本来は、ウイルスが体に根付き病気を引き起こすことを「感染」するというが、今、コロナに限っては、ウイルスが体に入ったというだけで「感染」とみなされる。

ワクチンは、ウイルスが体内に入ったとき、それに対抗出来る抗体を作っておくためのもの。

当然、ワクチンを打ったからと言って、周りにウイルスがあれば、それが体に入らないわけではない。

ワクチンを打っていれば、ウイルスが体内に入っても抗体がやっつけてくれるので病気にならないということ。

このことを本来は「感染しない」と言うべきだが、PCRで体内にウイルスが有りさえすれば感染者と呼ぶことにしたので、このケースも、体内にウイルスが存在する以上「感染者」とされ、本来は「感染しない、病気にならない」ということを、「感染したけど重症化しない」という奇妙な表現に置き換えているので、何を言っているのか分からなくなる。

そして、ワクチンが済んでいれば、そこへウイルスが入り込もうが基本気にする必要はないので、ワクチン済みの人がPCR陽性だとして、それを感染者とカウントするのは完全な間違いでありナンセンスだ。

問題となるのは、ワクチンでは対応できない変異株が入り病気を引き起こした時、または、ワクチンによる抗体でも対抗できず病気になってしまった時だけ。

以上、問題を整理して落とし所を決めない限り、訳の分からないイタチごっこが永遠に続き疲弊するだけとなる。

私の個人的な意見としては、ワクチンが必要と思い希望する人全員にワクチンが行き渡れば、マスクもほとんどの規制も撤廃する、その目標と期限や計画をはっきりさせて、希望者へのワクチン接種を進めて行けば良いのではないかと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?