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おすすめイギリス産ドラマ その2

ハロー!フランスかぶれを自称しつつ、イギリスのTVドラマを紹介するシリーズ第2弾だぞ〜。

今回はサスペンスドラマ縛りで行きます。

① Sherlock シャーロック



ご存知ベネディクト・カンバーバッチが世界的スターとなるきっかけになったBBC制作のドラマシリーズ。2010年から現在までに第4シリーズまでがリリースされている。BBCのドラマは経費も手間も潤沢にかかっているからだろう、本当に面白いものが多い。

天才にしてソシオパスなホームズ(カンバーバッチ)とアフガン戦争従軍医師時代に心に傷を負ったワトソン(マーティン・フリーマン)が物語の舞台を現代のロンドンに移し、ネットや携帯など文明の利器も使いまくってさまざまな難事件を解決していく。

けっこう残酷なシーンもあるし、毎回どんでん返しもあったりで観ていてハラハラ、ドキドキが止まらない。

脇役の俳優さんたちも素晴らしく、特にモリアーティ役のアンドリュー・スコットの怪演は見る価値ありだ。

シーズン5はあるのかな。期待してしまう。

② Miss Marple ミス・マープル

こどもの頃から大好きなアガサ・クリスティー作品の中でも、このミス・マープルシリーズが一番好き。そしてその映像化作品の中でもこのBBC制作、ジョーン・ヒクソンがマープル役を務めるこのシリーズが大好きだ。日本語吹き替えは山岡久乃がしていたらしい。

ロンドン近郊のセント・メアリ・ミードに住むこの老婦人が、鋭い観察眼と洞察力を駆使して難事件を解明していくのが痛快である。あくまで冷静で優しい物腰で、しかし時には毅然とした態度をとるミス・マープルがとてもかっこいい。登場人物たちも相手がおばあちゃんなのでつい口を滑らせたり、油断したりするが、ミス・マープルはそんなやわな相手ではないのだ。

コナンのようにミス・マープルの行くところ、関係するところでこんなに事件が起きるのもなぁと思うけれど、いい探偵のいるところに難事件ありなのだろう。



③ 
Endeavour 新米刑事モース オックスフォード事件簿

最後にご紹介するのは探偵ものではなく刑事もの。タイトルのとおり舞台はかの有名な大学都市、オックスフォードである。イギリスで長年に渡り放送されていた人気ドラマシリーズ「刑事モース」の若き日々の物語である。現在はシーズン7までリリースされ、すでに第8シーズンの制作も決まっているらしい。前にご紹介したダウントンアビーと同じITVの制作。

前の記事はこちら↓

オックスフォード大学に在籍していたこともある秀才のモースが、ベテラン刑事サーズデイ警部の補佐として数々の難事件に挑んでいく。トリック重視というよりも事件の背景にあるドラマや、登場人物たちの過去などがよく描かれている印象だ。ネタバレになるといけないのでここには書かないが、ストーリーの大局が思わぬ展開をしていき、はらはらし通しで観ていた。

モース役のショーン・エヴァンスが、ザ・イギリス人俳優という感じで本当に素敵。また1960年代のイギリスのファッションや街の風景、小道具などが細部まで忠実に再現されていて、映像のトーンもとても美しい。どこを切り取っても絵になる。


みなさんのおすすめもあったら是非教えてくださいね!それでは。


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