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2回目の凍結胚移植だ!


前回のおはなし



ジュリナ錠を1日3回毎食後に2錠ずつ服用した。休診日の関係でD9に内診して内膜の厚みをみる。7mmほどで、悪くはないけどよくもなさそうな反応。


D10以降は1回あたり3錠に増やして様子を見る。
D16に受診し、採血と内診を行う。

採血の結果は卵胞ホルモンの値が621もあった。よかった、第一関門突破できた。前回はここでつまずいてしまったから。


移植日がD20に決まった。ここからウトロゲスタン膣錠とデュファストンの、8時間おきの服用が始まる。

前回はこの定刻の服用がストレスで仕方がなかった。飲み薬や点鼻薬ならば、ささっと済ませることができる。しかし膣錠のせいで必ずトイレに行かなければならない。特に昼なんて、その時間にトイレに行けるとは限らない。多忙な日だと2時間もズレてしまうこともあった。

もしかしたらこれが原因かもしれない。ちゃんと規則正しく服用できていたら、結果は変わっていたかもしれない。そんなふうに思うのはもう嫌なので、1時間ずつ遅らせることにした。少し気が楽になった。



人間というのは、何事も慣れてしまうらしい。あんなにソワソワした8時間おきの薬も、毎食後のジュリナ錠も、前回ほど「ちゃんとやらなきゃ!」感が少ない。8:00ぴったりにしなきゃ、という焦りもない。肩の力を抜いて準備期間を過ごせている気がする。
多少前後することが、いいのかどうかさておき。


移植日も緊張することなく、普段の受診のような感覚で病院に向かった。

採血し、呼ばれるのを待つ。
同じ日に移植する人が複数人いるらしく、なかなか呼ばれない。ワタシの前の人も、その前の人も、呼ばれて10分ほどで出てきた。このスピーディーさに、なんともいえない複雑な気持ちになった。
採血から1時間ほど待って、ワタシの番が回ってきた。


胚の写真を見せられる。
「アシステッドハッチングをしたところから、元気にとびだしていますよ」の言葉が、2度目でもやっぱりおもしろい。

消毒、名前の確認などが淡々と行われていく。"いい場所"に入ったらしい。まあそう言うしかないよね。

こうして2度目の移植も無事に終了した。



年末年始をまたいでしまうので、判定日が通常より3日ほど前倒しのD29になった。それ以降の最短だと1/4になるからそこまでは待てないねと。

ここでの判定次第で、気持ちよく年を越せるかどうかが決まる。また実りのない1年を過ごしてしまったと悲しい気持ちになるのか、それともやっと陽性判定を掴み取れるのか。めちゃくちゃこわい。


今度こそ、今度こそ、と願いながら、マックに向かった。



オワリ

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