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会社経営で最も重要な事は「人」であると、前職時代に身をもって学びました。「事業は人なり」と言われる通り、優秀な人の周りに優秀な人が集まり、世の中にインパクトをもたらす新規事業が次々に誕生していきました。

そして、起業をして幾つかの困難と対峙する中で、単に「優秀な人」ではなく、ビジョンに共感する「仲間」で経営をすることの素晴らしさや楽しさを学んでいる最中です。優秀な人は世の中に沢山いる訳ですが、弊社のビジョンとチームに共感してくれる人はそう多くはないと思います。今のこのメンバーでユニラボ号の舵取りをしている事自体、天文学的な確率でしか証明はできないと考えます。

仲間集めは、いつどんなステージの会社においても楽しいものです。数年後に数百名単位のスタッフで事業展開することになるだろうと考えると、まだお会いすることもない未来の仲間と会社を創っていけることは、楽しみで仕方ないワクワクそのもので、成長企業で働く醍醐味の一つでしょう。

前職時代から数えて、新卒、中途、アルバイト、インターン問わず、数えたことはないけれど、数千人という方と面接をさせて頂いたと思います。弊社は頭数を揃える採用ではなく、一人ひとりの輝きをチームの中でどう発揮させることができるか?に重きを置いて合否判断をさせて頂きます。どんなに立派なスキルを持っていて、欲しくて欲しくて仕方がない方であっても、チームカルチャーにフィットしないと思うとご遠慮しています。

創業以来、人の出会いには恵まれてきました。今のチームにないスキルをもった人の参加で、チームの力が何倍にも引き伸ばされると言ったロジックなのかマジックなのか判断できないようなことを、「組織的な経験」として幾度となくしてきたと思います。そういった方(候補者)を、100分の1、200分の1という確率でも良いので、頑張って探しに探して、そして仲間にお迎え入れていこうという採用方針です。

今日は、出会ってたった1年で会社を変えてくれた大切な仲間を紹介させてください。数あるスタートアップの中で、弊社を選んでくれた事は、偶然ではなく必然と私は考えています。

■長沼健一さん(28歳)

大阪大学卒、日本たばこ産業(JT)でコーポレートスタッフ部門でご活躍の所、弊社の採用サイトに直接お問い合わせを頂きました。そこにはこう記載されていました。

『貴社の中小企業BtoBプラットフォームを創るという構想に興味を持ち、応募致しました。私は、一つの事業部を撤退する業務に中心となって携わる中で、資産売却や廃棄を依頼するため、多くの地場の中小企業にアプローチした経験から「情報の非対称性」を解消することの重要性に共感しています』

前職では広報・IR部門で活躍していましたが、弊社にジョインした後は、3か月単位でプロジェクトをこなし結果を出しまくってくれ、今はwebディレクターとしてSEOなどのデジタルマーケティングをリードする存在になっています。たった3か月で問い合わせを3倍にして第1四半期のMVPを受賞し、私の見立てでは業界を代表できるほどの力をたった一年で身に着けたと見ています(未経験者からのほぼ独学で)。

彼のような才能溢れる20代を、もっと勝負の場に出し、光を当てていかねばならないと感じます。スタートアップの仲間探しの典型的な成功例ではないでしょうか。

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大企業からスタートアップに転職、1年後に無事ご結婚。社員の皆でお祝いしました。前職上司の方のスピーチも感動的でした(優秀な人は沢山いるけど、情熱をもって主体的に動いてくれたといったような武勇伝エピソードが登場)

■ 熊谷一宏さん(32歳)

神戸大学卒、本田技研工業の経営企画部で活躍の所、Wantedly経由で出会いました。最初のメッセージのやり取りでこう記載されていました。

『貴社のページを拝見して、とても挑戦的で面白そうだと思いましたので、ぜひ一度お会いしてお話させて下さい。共感できるビジョンと芝のオフィスにテンション上がりました』

中小企業診断士として一度は独立してコンサルティングを手掛けた中で、「チームで働くことの重要さ」を実感し、個人事業主としての独立を改め、ユニラボにジョインしてくれました。私もフリーランス時代は寂しくて寂しくて…強く共感した所です。

入社して早々に弊社始まって以来の一大プロジェクトにアサインされ、見事にやり抜いてくれたことから、第3四半期のMVPとして表彰されました。前職で鍛え抜かれたであろう華麗なるプロジェクトの仕切り、マネジャーとしての皆への気遣い、そして財務経理出身というだけあって、抜群の計数感覚を持ち合わせています。とてもバランスの良いプロフェッショナルです。チームとしてまだまだ未熟なスタートアップで、これまで(大企業での活躍)とは違った才能を発揮し始めています。

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MVP受賞の瞬間。いきなり責任重大なプロジェクトマネジャーになってビビったと言っていたけれど、全然そうは感じず、息を吸うようにちゃきちゃきこなしていました。実力ってこういうもんだよなぁと実感しました。

今、弊社は「全員採用」を掲げて、来期以降の飛躍に向けた土台創りをしています。皆が会社のことを愛し、そしてビジョンを信じ、自分たちの仲間を切実に求めているからこそ、このような体制を創ることができたと考えています(とは言え、まだまだ試行錯誤途中ですが…)

雇用形態・職種を問わず、ほぼ全ての部門で募集をしておりますが、財務経理、人事、事業開発、セールス、カスタマーサクセス、エンジニア、デザイナー、コンテンツ編集、ライター/エディターと幅広く、必ずしも経験を問わない応募(営業職からマーケティングにチャレンジなど)も大変好評なところで、応募数も過去最高を記録しているところです。最近入社が決まった中途採用の強者たちは、三菱重工(研究職からの転身)、ジェーシービー(JCB)、凸版印刷、船井総合研究所、GMO、IDOM(旧ガリバーインターナショナル)など、初めての転職、初めてのスタートアップへのチャレンジが目立っています。日本を代表する大企業から飛び込んできてくれる方も多く、時代の移り変わりを感じざるを得ません。

色々な経歴の方がジョインすることで、元々の古参メンバーも活気付いてくれます。リスクを取って新卒入社でジョインしたバイタリティ溢れる若手が文化を創り、大企業で活躍してきた中途社員が大人な仕事ぶりを背中で見せてくれるというような、改めて組織とは「層の厚さ」が重要であると実感する次第です(まだまだ足りないという意味で)。

そんな中、経営者が社員の誰よりも採用にコミットするのは当然の事だと思います。まず先に経営者自身がビジョンを語りかけ、そしてお互いのビジョンが合致した時にだけ、結婚とも言うべき転職が成立する訳で、お互いに真剣勝負の場であるべきでしょう。だからこそ仲間集めのときに飲むお酒が一番美味しいし、ついつい話もヒートアップしてしまい、終電近くまで時間を過ごしてしまいます。弊社の最終面接は、社員お手製の料理でおもてなしをさせて頂く飲み会です(笑)。

緑いっぱい、笑顔いっぱい、そしてご飯のいい匂い。弊社社員の皆の情熱に触れて、「良い雰囲気だね」「素敵なチームだね」「本気で向き合ってるんだね」と言って頂けるように、皆一丸となって頑張っています。ビジョンに向かう素晴らしきチームを創り上げることを、社員の皆にも、これからご面接で出会う方にもお約束致します。

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リラックスできる芝生のオフィスで、おいしいご飯を作ってお待ちしております。一緒に飲みながら語り合いましょう!


※こちらの記事は、2018/11/16にユニラボ公式ブログで公開されたものです。

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