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バカには絶対解けないナゾナゾ (白崎 博史/石黒 謙吾)

 無節操にあれこれといろいろなジャンルの本を手にとっているのですが、この本もたまたま図書館の新刊書の棚で目にとまったものです。

 直前に読んでいた本が三木清の「人生論ノート」で、これがかなり難物だったこともあり、今度の本は思い切り逆に振ってみました。
 極端な「やわらか系」です

 載っているなぞなぞは、世界史・日本史・地理・文学・化学・生物・物理・美術・音楽・・・といった18のジャンルから、全部で176問。
 たとえば、

(p83より引用) 二酸化硫黄が充満している、北太平洋に弧状に連なった島々はなに列島?
ANSWER アリューシャン列島(亜硫酸列島)
(p157より引用) 田原俊彦が読んで元気がなくなったという、芥川龍之介の小説とは?
ANSWER 杜子春(トシ、シュン)

といった感じです。

 どれも、正統派?のなぞなぞ、たとえば「上は洪水、下は大火事、これな~んだ?」とか、「朝は4本足、昼は2本足、夕方は3本足で歩くものは何?」といったタイプのものではありません。

 答えようと思うと、「学生時代の暗記物の知識」+「ダジャレのセンス」が必要になります。
 内容は、強いて言えば「雑学」「うんちく」系ですね。



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