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新規事業はピボットしまくれ!

こんちわ、@norinux です。

僕はガイアックスのSTARTUP STDUIOの統括をしていて、いろいろな事業のメンターをしている。STARTUP STDUIOでは、アイディアを出し、仮説検証をしてもらい、良さそうな事業に関しては、投資やハンズオン支援をしている。

何回でもピボットしていい!

これ、僕がレビューする時の口癖。さあ、みんな、リピートアフタミー!

は?なんで?

なぜ僕が「ピボットしていい」と言うのか。いいと思ったアイディアだからこそ、投資したのではないのか。それなのになんで...?と思うかもしれない。

でもね、実際に見ていると、最初の仮説通りにいく事業なんてほとんどないことがわかる。

ユーザーインタビューをしたり、アイディアを形にしたりしていくうちに、「あれ、これって本当に課題だっけ?」「このソリューションって適切なんだっけ?」ってなることがほとんど。でも、それって当たり前じゃない?

ビジネスモデル、課題、ターゲット、ソリューション、マーケット...いろんなものが常に変化しているし、検証していくにつれて見えてくるものも変わる。それなのに、最初の自分の「感覚」で立てた仮説を元にずっと事業をしていくことのがリスクだ。

だから僕は「ピボットはどんどんしていい。あの時ああやって言ったじゃん!だから投資したのに!なんてことは言わないから。」と何度もレビューの時に伝えている。

なぜ口うるさく「ピボットしろ」と言うのか

ピボットは手段で、目的は「勝算の高い事業を立ち上げること」。それなのになぜ「ピボットしろ」と何度もレビューで言うのかというと、常に課題の本質やソリューションの最適解を考えてほしいから。

実際にメンターをしていて感じるのは、「自分の仮説に引っ張られ、適切な判断ができないケースがとても多い」ということだ。だから僕はあえて「ピボットしろ」と何度も言っている。

・それは本当の課題か?
・そのソリューションが最適だと言えそうか?
・その根拠はなにか?

0→1では、こういった本質的なところほど定めること自体が難しいことが多い。だから、あえて「ピボットしろ」ということで、事業アイデアとユーザーの視点を何度も繋ぎ、常に根本的な課題に立ち返らせ、最適解を見つけ出せるように支援している。

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