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【設計事務所ビジネス】大規模化+専門化

設計事務所のビジネスは、突き詰める所、上手く経営に載せるには、大規模化+専門化しかない。

大規模化は、物件規模が大きくなればなるほど、収益性があがる。

専門化は、作業効率が上がり、クライアントの信頼が得られる。情報も集まりやすい。

この二つの要素を考慮した部分にターゲットして、仕事の受注に励む必要がある。

とは言え、言うは易し、行うは難しい

しかし、少しずつ会社の体質を変えて、少しずつターゲットを理想に近づける必要がある。

私が勤めていた事務所は工場が得意な事務所だった。県内を代表する企業の工場を、次々に作っていた。作っていると、それが実績になって、違う会社から、工場の設計依頼が入ってくる。スタッフも慣れているので、図面を書くのも簡単だ。

とは言え、私は、工場の図面は好きでは無かった。割とデザイン性のある工場のケースもあったが、プラン的には単純なのが工場だ。

しかし、単純なプランだが、それなりの規模だから、会社はある程度儲かっていたと思う。

私は、工場の設計に飽きて独立している。

それもあって、とりあえず、住宅の設計をメインに、工務店の下請けからスタートしたが、小規模な住宅の外注設計料なんてたかが知れている。

しかし、住宅の設計は面白い。

バリエーションが多く、同じ要望から全く違ったプランが生まれる。

私は、割とプランニング力に自信があり、これまで競合物件を勝ち取ってきた。それと同時に、物件規模を上げ、コンクリート住宅に専門化する事で、どうにかビジネスらしい所まできた。

現在、物件規模は8000万〜4億くらいだか、これをどこまで物件価格を上げれるかが課題だ。

東京を歩いていると、5億程度の住宅をゴロゴロ見かける。とりあえず、ここに食い込めれば、もう一段、会社が上手くいく。

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