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【写真展展示記録】ゆん写真展「Try」~その1~

〇写真展概要


  • タイトル:ゆん写真展「Try」

  • 開催日程:2023年1月27日(金)~1月29日(日)

  • 開催場所:デザインフェスタギャラリー原宿 EAST301

  • 主  催:ゆん twitter:@yunchan726 

  • 出展カメラマン:11名

〇写真展全体テーマ「Try」について


テーマ「Try」には主催であるモデルのゆんさんの想いがこもっています。
以下、写真展に関する説明から引用します。

写真展のタイトル「Try」は
2022年は私がフリーランスのモデルとなって「Tryの1年」となること。
この写真展が私が主催する初めての写真展であり
不安でいっぱいですが出展カメラマンと共に、
みんなで一緒にTryしたいという気持ちであることへの
思いを込めたものです。
ご来場いただいた皆様に写真に限らず
仕事やプライベートのことも含めて様々な分野で
自分も頑張ろうって思ってもらえるような
写真展にできたらと思っています。

写真展開催に当たって「テーマ」は
出展する各カメラマンのイメージの方向性を併せるという意味で大切です。
今回はこの「Try」を各カメラマンが展示写真へ反映させました。

〇出展に当たって決めた個人テーマ「Replay」


今回の全体テーマ「Try」。
私はこのテーマを写真展出展準備から出展までの間、
各所に散りばめていく事としました。
多分、誰も気づかない部分もあるのですが少し紹介していこうと思います。

私は普段写真展に出展する時には、
自分自身のテーマを決めてから出展写真を選出(または撮影)しています。
今回はこの順番を逆に
1.もし自分だったらゆんさんのどんな写真を見たいかを考え写真を選出
2.選出した写真の印刷サイズ、展示レイアウトを決定
3.その写真を見ながら自身のテーマを決定
としてみました。「Try」のひとつめです。

今まで撮影した写真を1枚づつ確認して、
同じ構図だったらどの表情が一番ゆんさんが素敵に見えるのか、
どんな写真だったら来場された皆さんがステキだと微笑んでくれるのか、
そんな想像をしながら、写真を絞り込みました。

次に展示エリアへの展示サイズとレイアウトを検討しました。
本来であればテーマのストーリーに併せて考えるのですが、
今回は写真の雰囲気や色合い構図だけを材料にレイアウトを決定しました。
私はいつもレイアウトを検討する時には
パワーポイントを使って、10分の1の縮尺で案を作成していきます
今回の展示スペースは並んだ場所なのだけど段差があるので
壁がふたつあるようなレイアウトとする必要がありました。

これが、最終のレイアウト案
左上のサイズはフレームに入れた時のサイズを記載しています

ここからは、今回の展示のテーマ決めです。
写真を並べてみたところひとつ共通点がありました。
それは~笑顔~です。
笑い方はすべて違うのですが
色んな自然な笑顔のゆんさんが並んでいました。

ここまではそこまで悩まずに進んできたのですが、
テーマ決めについては悩みました(笑)
すでに展示写真・レイアウトが決まっているので
それにテーマを合わせていかなくてはいけないからです。

テーマは何か楽曲のタイトルまたは歌詞から
引用させていただくことは決めていました。
iphoneで歌詞を見ながら
おそらく1000曲以上の楽曲を聴いたと思います。

不思議なもので何かしっくりくるものが見つかるのは突然で
しかもすぐに「これだ!」と確信するものです。
どちらかというと聞き流してた感じの時に「これだ!」がきました(笑)

Mr.Children の「Replay」
付き合って2年経過した男女、
だんだん馴れ合いになるふたりについて
突然心配になりだした彼の気持ちや行動を歌詞にした楽曲です。
「3年目のジンクスなど怖くはないけど」
という歌詞を聴いた時に
そういえば、私がゆんさんを撮影し始めてから3年目だなあとか
モデルとカメラマンの関係って恋愛ではないけど
長く一緒に撮影していれば、
相手の撮影の好みや好きな衣装が分かってきて
撮影時にスムーズに進めることができてステキな写真が多くなるけど、
逆にそれが少し馴れ合いの撮影になってしまう場合や
気を遣う事ができない撮影になってしまうこともあって
ちょっと似ているななんて考えていたりしたら、
付き合い始めた頃のいろんな笑顔を想い出している彼氏目線。
何とぴったりなテーマではないか!
決まったことですべてのもやもやが晴れた感じでした。
おまけの情報ではありますが、
ミスチルの曲で私が初めて聴いた曲がこの「Replay」。
勝手に運命を感じてしまいました。

続きは次回記事にて

ゆんさんのtwitterは


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