誰も信じたくない
春が来てウグイスが啼いている
でもわたしのこころは晴れない
母がいないから
ぽっかり穴が空いたまま
誰もわたしのこころをわかってくれない
母ならば、母だけはわかってくれていたから
時だけは無慈悲にも過ぎる
片腕失くし、心も失くす
虚ろな感覚
ないないと必死に探したスペアキー
やっぱり母の家の戸棚から見つかった
息子に怒鳴られ、叱られた
息子もわたしもヨレヨレで
誰かをかまう余裕はない
なにを目標に生きたらいいの
どうしたらいいの
頼れるのは自分だけ
かなしいけれど気力はでない
息子はわたしのものではない
庇うのはわたし
でもわたしだって誰かに庇って欲しい
欲しい、おしいは心のほこり
そんなことは知っている
ただ知っているだけで
わかっていない
自分すら信じたくない
ワガママばかりで
しんどいわ
ウグイスは上手に啼いている
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