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お母さんが一番いい

うれしい気持ちを誰かと共有したくて
話をしても
誰も分かってくれない 
はねのけられた思いになる

お母さんならば、通と言えばかあで答えが返って来る
ずっとずっとそんな感じで過ごしてきたから、なんでも私の気持ちが通じたから 

さみしい

当たり前ではなかったことに気がついた
なんでもお母さんと話し合ってきた

でもお母さんの命が長くないと感じた日から、私はどうしたらいいのかわからなくなった

悔いが残らぬようになんて余裕もなく、無情にも時だけが過ぎてゆく

そしてアッサリとあっけなく、あの世に還っていったお母さん

残された私はどうしたらいいのか分からない

あの人もこの人も
みんな、みんな帯に短し襷に長し
何を聞いてもちんぷんかんぷん

三十五年の心学びの相棒が、練りあいのできる相手がいなくなるのは辛すぎる

これからはどうしたらいいの
お母さん

教えてよ

教えてよ、お母さん

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