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なんだろね

去年の春先から腹ばかりたてていた

なぜだろう

わたしの中で苛立ちが
毎日毎日爆発しそうだった

母に対して

今さらながら
よくよく自分のこころのなかを見渡すと

母が間も無くいなくなる
本当はいなくなっては困るのに
いつまでもいつまでも
一緒にいて欲しいのに

母はあの世に旅立つと
こころのどこかで感じてた

いろんなことにかこつけて
それを見ないように目をそむけて
いた

わたしの足のボルトを抜く手術も
止めれば良かった

そうすればもう少し母のことを
思いやることが出来たのではないか

やっぱりそんな後悔をずっとずっと引きずっている

でも
母の旅立ちは
もう決まっていた

本当はもう少し早かったのかも知れないと

わたしの足の手術を終えて
わたしのこころと身体が少し落ち着いたのを
見届けて

母はあの世へ還っていった

母とわたしの蜜月は
少しだけ延ばして
もらえたのか

旅立つほんの少し前まで
話をして
少しでも少しでも
母はわたしの後悔を減らしてくれた
はずだった

最期にはお餅を食べて

あっけなく神様の元に還っていった

本当は分かっていたのかなぁ
感じていたのかなぁ
母の旅立ち

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